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中古車購入単価は156.6万円、8年間で39.3万円増加…リクルート調べ

レスポンス / 2022年11月30日 18時0分

カーセンサーは、過去1年間に中古車購入を検討した人を対象とした「カーセンサー中古車購入実態調査2022」を実施。購入単価は156万6000円で年々増加する傾向にあることがわかった。


中古車市場規模は2015年の調査開始以降拡大傾向にあり、前年は4兆1699億円と、調査開始以降で最大の市場規模となったが、2022年は前年比14.7%減の3兆5578億円と推計した。1年間の中古車購入率は3.0%で、前年より0.3ポイント減少。それにより、延べ購入台数(推計)は227万2000台で、前年より40万台超縮小したと推計する。


中古車購入単価は156万6000円で、前年より1万6000円増加。年々増加傾向にあり、過去8年間で39.3万円増加している。支払総額は「50~100万円未満」が20.9%で最多。150万円未満が年々減少傾向にある一方、「200~250万円未満」が増加傾向にある。「1年以内にクルマを購入した」人は7.2%で、前年より0.4ポイント減少した。前回購入したクルマがある人の平均乗車期間は6.3年。20歳代は3.9年、30歳代は5.7年で、若い年代は平均乗車期間が短い傾向にある。


タイプ別では「軽自動車」(36.7%)が前年より0.4ポイント減少。「クロカン/SUV」は2017年以降増加傾向だったが、今年は落ち着いた。「ミニバン」(19.1%)は40・50歳代を中心に回復の兆しがみられる。エンジンタイプでは「ガソリンエンジン」が70.5%で最も高いが、年々減少傾向。「ハイブリッド」(19.3%)は2020年にやや減少したものの再び増加し、今年は過去8年間で最も高くなった。


次回の中古車購入意向については、20歳代が48.0%、30歳代は48.9%と約半数が「次も中古車を買おうと思う」と回答。若い年代の次回、中古車購入意向が高いという結果となった。

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