アウディ電動クーペSUV『Q6 e-tronスポーツバック』をスクープ!今年も冬テストシーズンに
レスポンス / 2022年12月1日 8時0分
アウディの電動クーペSUV『Q6 e-tronスポーツバック』のプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
アウディは2033年からEV専売ブランドになることをアナウンスしており、2026年以降は電動モデルのみを導入する計画だ。すでに電動モデルの「e-tron」シリーズを続々と導入しており「Q6 e-tron」への期待も高い。Q6 e-tronは日本へも導入を開始したQ4 e-tronの上位モデルにあたる。
2022-2023ウィンターテストもいよいよスタート。豪雪のフィンランドで捉えたプロトタイプは、まだまだカモフラージュが厳重で細部は隠されている。フロントエンドは『Q4 e-tron』同様に閉じられたシングルフレームグリルを装備。上下2段のスプリットライトユニットは、メインヘッドライトをスリムなLEDデイタイムランニングライトの下のくぼみに配置している。
Q6 e-tronと比べると、クーペSUVタイプのQ6 e-tronスポーツバックは後部のヘッドルームがわずかに少なくなるが、スタイリッシュなデザイン、優れた空力特性による後続距離の延長など、多くのアドバンテージを得られるはずだ。
キャビン内では、デジタルインストルメントクラスターを装備するほか、センタースタックの上には大型のインフォテインメントスクリーンを配置。物理的ボタンは少なく、新設計されたステアリングホイールを備える。
ICE(内燃機関)の『Q6』は中国で販売されているが、このモデルとの関連はない。Q6 e-tronはポルシェ『マカンEV』とPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)アーキテクチャを共有する兄弟モデルとなる。
スペックだが、ポルシェ マカンがデュアルモーターから最大611psと 最大トルク1000Nmを発揮するが、ブランドイメージを維持するために、マカンが優勢を維持することが予想される。Q6 e-tronのベースモデルではシングルモーターを搭載し、最高出力476ps、最大トルク800Nmが予想されるが、高性能「RS」ではマカンEVの数値に近づく可能性もある。
Q6 e-tronのワールドプレミアは最速で2022年内と予想されていたが、2023年にズレ込む可能性もあり、スポーツバックはそこから半年後と予想されている。
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