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CB1300白バイ、エンジン停止や赤色灯・サイレン使用不可となるおそれ…リコール

レスポンス / 2022年12月8日 18時0分

ホンダは12月8日、白バイ仕様を含む『CB1300スーパーフォア/スーパーボルドール』の発電機などに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2020年12月8日~2022年6月2日に製造された2055台。


対象車両は発電機において、ステータコイルが組付けられている左側クランクケースカバー内側のリブ部高さ設定が不適切なため、コイル線がリブ部と干渉すると損傷して短絡することがある。そのため、バッテリが充電不足となり、そのまま使用を続けると、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。


改善措置として、全車両、左側クランクケースカバーを対策品に、ステータコイルを新品に交換する。なお、一部の車両においては、当該リブ部を修正する。不具合は6件発生、事故は起きていない。


また、白バイ仕様は車体リヤ側アースナットねじ部の塗装時に使用する治具の選定が不適切なため、アースナットねじ部に塗装が付着しているものがある。そのため、アースナットとアースボルト間に酸化被膜が発生。電気抵抗が上昇して導通不良となり、赤色灯やサイレン、無線機が使用できなくなるおそれがある。


改善措置として、全車両、車体リヤ側アースナットねじ部をねじ切り処理する。不具合は6件発生、事故は起きていない。


いずれも市場からの情報によりリコールを届け出た。

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