ルーフの色をチェンジするフィルム、マツダ車ですでにオプション…高機能素材Week 2022
レスポンス / 2022年12月12日 10時0分
12月7日から9日まで幕張メッセで開催されていた第13回高機能素材Week。材料・加工技術の総合展ということで、約900にも及ぶメーカーが出展していた。
大日本印刷株式会社のブースには、自動車に貼り付けられるフィルムの展示が行われていた。『2トーンルーフフィルム』として紹介されていたこの製品は、従来の2トーン塗装に対し、工程の短縮と環境負荷の低減を実現する。
ルーフトップだけボディとは別色で塗る場合、マスキング、中塗り、乾燥、トップコート(着色)トップコート(クリア)、乾燥といった手順を踏むことになるが、フィルムの場合、マスキング工程でカラーフィルムを貼り付けるだけなので、工程が大幅に減るだけでなく、CO2排出量も激減する。塗装では難しい柄についても、フィルムの場合は多彩な意匠を実現でき、ユーザーの好みに応じたカラーや意匠も実現できる利点がある。
担当者に話を聞いたところ、じつはこのフィルム、すでに製品として採用されているクルマがあるとのこと。マツダ『MX-30』のオプションであるルーフデカールは、この大日本印刷のフィルム技術が使われている。また今後はマツダのほかのモデルにも採用されていく予定といった話も聞けた。
もう1点展示されていたのは、樹脂パーツにフィルムを転写するといった技術。これは自動車に使われるピラーなどの樹脂パーツの表面に、テクスチャーやデザイン柄のフィルムを転写するというもの。こちらも、加工した樹脂に塗装するという工程がなくなるため、加工プロセスの短縮とCO2排出量の削減が可能。担当者の話では、転写するデザインを変えることでグレードの違いを表現するといったことも簡単にできるようになるとのことだった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
フォルゴーレのスモークリング迷彩をデカールで再現!【達人のプラモ術<マッキ MC.202フォルゴーレ>】
&GP / 2024年6月22日 7時0分
-
30年ぶり復活!? ホンダ「シティ」登場か? 丸目ライト&背高フォルムが超カッコイイ「サステナC」は26年発売か
くるまのニュース / 2024年6月16日 6時10分
-
メリハリを付けるシェード塗装後にいよいよ機体を塗装!【達人のプラモ術<マッキ MC.202フォルゴーレ>】
&GP / 2024年6月15日 7時0分
-
深彫調不燃壁材『グラビオエッジ』に木目調デザインの新柄『レグノ』を追加発売
PR TIMES / 2024年6月14日 16時15分
-
世界でたったひとつのアクセサリーをj4で!まるで宝探しのようなビーズ屋さん「Beads Shop j4」では、あなた色のアクセサリーパーツをオリジナル作成することができます!!
@Press / 2024年6月3日 10時0分
ランキング
-
1日経平均「再度の4万1000円突破」は十分に可能だ 「米国利下げ後ずれ」「中国減速」のリスクは?
東洋経済オンライン / 2024年7月1日 9時30分
-
2「モスバーガー」2度目の中国撤退…「ハンバーガーを日本企業が中国で手がける難しさ」で定着できず
読売新聞 / 2024年7月1日 19時2分
-
3毎回"完売"続出。築地銀だこの「ぜったいお得な回数券」は、PayPay併用でさらにお得!
東京バーゲンマニア / 2024年6月30日 9時3分
-
4マツダ、ヤマハ、ホンダ、スズキの「認証不正」どうなった? 調査結果を国交省が公表! マツダは同日にコメント発表
くるまのニュース / 2024年6月30日 22時10分
-
5ふるさと納税にも採用「遺伝子検査キット」の危うさ 専門家が自粛を求めても広がる子ども向け検査
東洋経済オンライン / 2024年7月1日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)