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ホンダ、中国製オデッセイを日本で販売、インドなどからも“逆輸入”検討[新聞ウォッチ]

レスポンス / 2022年12月13日 8時56分

ウナギの蒲焼やハムソーセージなどの加工食品には原産地表示が義務付けられているが、これからはクルマにも生産地を気にして購入しなければならない時代がやって来るかもわからない。


ホンダが、日本で生産・販売を終了したミニバン『オデッセイについて、中国の合弁工場で生産したモデルを輸入し、2023年度中に再販売する方針を打ち出したという。きょうの読売と日経が「ホンダ、中国製『オデッセイ』輸入、来年度中に国内販売」などと報じているが、国内の自動車大手が中国製の自動車を国内向けに輸入・販売するのは初めてだそうだ。


記事によると、ホンダは国内市場の伸び悩みや生産合理化のため、昨年末に狭山工場での完成車生産を終了。これに伴い、オデッセイの国内生産も終了し、今年9月には販売も終えていた。ただ、ミニバンの上位車種としてファンが多く、再販売を求める声が上がっていたという。


また、読売によると「中国からの輸入に踏み切るのは、国内では生産ライン再編などが必要になり、負担が重いと判断。ハンドルを左から右などに仕様を変更したり、輸送の費用がかかることを勘案しても「採算がとれると見込んだ」とも伝えている。


他社がやらないことを先駆けて取り組むDNAが「ホンダらしさ」だが、一方で、ホンダのグローバル戦略は、需要のあるところで生産する「地産地消」が躍進の原動力になっていた。だが、これまでも、上級セダンの『アコードをタイから輸入したほか、現地販売が不振のインドなどでは、工場の稼働率が極端に低下しているため、インド製のRVなどを日本に“逆輸入”する動きもみられる。来年度以降、ホンダの国内販売店では、他社に先駆けた国際色豊かな“新しい景色”が見えるかもしれない。


2022年12月13日付


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