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「パワーアンプ内蔵DSP」から始めるのもアリ![カーオーディオユニット AtoZ]

レスポンス / 2022年12月13日 14時0分

クルマの中で聴く楽曲を今よりもっと良い音で楽しみたいと考えているドライバー諸氏に向けて、それを実現するための製品情報を発信している当コーナー。現在は「DSP」にフォーカスしている。今回は「パワーアンプ内蔵DSP」について解説する。


さて、「DSP」とは「デジタル・シグナル・プロセッサー」の略称で、つまりは音楽信号をデジタル状態にて制御するユニットだ。なおこれにはタイプ違いが2つある。1つは「単体DSP」で、もう1つは「パワーアンプ内蔵DSP」だ。


で、「パワーアンプ内蔵DSP」とはその名のとおり、「DSP」と「パワーアンプ」とが一体化したユニットだ。「DSP」の後段には必ず「パワーアンプ」が必要となる。信号の制御は、増幅前に行わなければならないからだ。なので「単体DSP」を使う場合には、「外部パワーアンプ」も別途用意しなければならない。しかし「パワーアンプ内蔵DSP」ならその「パワーアンプ」が一体化しているので、導入のハードルが下がる。


なお、システムに高度なサウンドチューニング機能を加えたいと思った際には、高度なサウンドチューニング機能を内蔵した「ハイエンドメインユニット」を導入するという手もある。しかし純正メインユニットから市販品への交換がしづらい車種が増えている。そうであればこの「パワーアンプ内蔵DSP」が役に立つ。これを用いれば、純正メインユニットは取り外さずにシステムに高度なサウンドチューニング機能を付与できる。


ちなみにいうと、「ハイエンドメインユニット」はある程度高額だ。「AV一体型ナビ」タイプであることがほとんどなので、製品価格は10万円台の半ばくらいから、ものによっては20万円を超えることもある。


しかし「パワーアンプ内蔵DSP」は、10万円を切るモデルもいくつかある。そういったモデルを選べば、「ハイエンドメインユニット」の導入よりも低予算で済む。


さらにいうと、「パワーアンプ内蔵DSP」の多くは、「ハイエンドメインユニット」よりもサウンドチューニング機能が高性能だ。より緻密な車内の音響的な不利要因への対処が可能となる。


ところで……。これが有利である理由はもう1つある。それについては次回の記事にて説明する。乞うご期待。

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