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三菱ふそうの大型路線バス『エアロスター』がオートライトに対応、ドライバー異常時対応も改良

レスポンス / 2022年12月27日 7時0分

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、オートライト義務付けに対応した大型路線バス『エアロスター』改良新型の販売を開始した。


エアロスター改良新型は、走行中に周囲の明るさを検知し、自動的にヘッドライトを点灯・消灯するオートライトを2023年10月の規制施行に先駆けて装備。ディスチャージヘッドランプに追加したオートライト機能は、スイッチがオフの場合でもセンサーにより自動点灯し、薄暗い時間帯の安全性向上をサポートする。合わせて、自動車が発する騒音を制限するための騒音規制の規制値「フェーズ2」にも対応した。


また、ドライバー異常時対応システム(EDSS)にも改良を施した。EDSSはドライバーに緊急事態が発生した場合、運転席および客席最前部に設置された非常ボタンを押すことで、車両を緊急停止させる安全装置。非常ボタン押下後、システムが減速を開始する際は車内に警報音とアナウンスが流れ、車外ではハザードランプの点滅とクラクションの連続吹鳴で周囲に緊急停止を通知する。改良新型では、客席の非常ボタンが作動開始してからブレーキが作動するまでの間も、アクセルが強制的にオフになるようにしたほか、緊急停止後にも音声案内を継続して警報を報知する設定となった。


価格はノンステップ都市型・前中扉が3225万1000円、ワンステップ前中扉が2751万8000円など。

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