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最新型ヘリコプター「H145 / BK117 D-3」、ドクターヘリとして納入…川崎重工

レスポンス / 2022年12月28日 6時45分

川崎重工は12月27日、セントラルヘリコプターサービスに最新型ヘリコプター『H145/BK117 D-3』(D-3)を納入したと発表した。


セントラルヘリコプターサービス向けのD-3としては2機目で、1機目と同様にドクターヘリとして運用される予定。また川崎重工のD-3としては6機目の納入となる。


BK117ヘリコプターは、欧州のエアバス・ヘリコプターズ社と川崎重工が国際共同開発した中型双発機。救急医療、消防・防災、警察、報道、人員輸送、物資輸送などで活躍している。1983年の初号機納入以来、機体の改良を重ね優れた技術力と高い信頼性により同社納入分で189機、エアバス社納入分を合わせると全世界で1700機以上の納入を誇るベストセラー機だ。


D-3は『BK117 D-2』の改良型となる。余裕のあるキャビンスペースや観音開きカーゴドア、高高度におけるホバリング(空中停止)性能の向上、低騒音化、最新アビオニクス(電子機器)搭載によるパイロットの負荷低減など、D-2の特長を継承しつつ、最新式メインローターシステム(5枚ブレード・メインローター)などにより性能を高めた。最大全備重量を約100kg、有効搭載重量を約150kg増加。点検項目の削減および整備が容易な構造の最新式メインローター・システムの採用により整備期間を約50%短縮した。

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