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【2022年ニュースふりかえり】その3…ソニーとホンダが新会社、東京モーターショーは改名

レスポンス / 2022年12月31日 16時0分

2022年の夢のある大きな業界ニュースといえば、“戦後最大のベンチャー企業”とも呼ばれていたソニーグループとホンダの両社が、モビリティ事業で手を組むことで合意したことだろう。


◆ソニー・ホンダモビリティは2025年にEV発売


ソニーは今年1月4日には、米国ラスベガスで開かれた世界最大級のテクノロジー見本市「CES」の会場で新しいEVの試作車『VISION-S 02』を公開するとともに、EV事業への本格参入を検討することを表明した。


ホンダとの提携は、それからちょうど2カ月後の電撃発表で、9月にはEVの企画、設計から開発、販売などを手がける折半出資の新会社「ソニー・ホンダモビリティ」を設立。北米市場を皮切りに、2025年より共同開発する新型EVを発売するという。


◆東京モーターショーは名称変更し、来場100万人規模めざす


ソニーとホンダの新しい会社名にも使われているが、モビリティといえば、2023年秋に4年ぶりに開催予定の「東京モーターショー」も装いも新たに「ジャパンモビリティショー」に名称が変更される。主催する日本自動車工業会(自工会)が正式決定したもので、自工会会長職を異例の3期目も続投中の豊田章男会長は「オールジャパンの力を結集し、前回(2019年開催、来場者130万人超)のように、100万人規模の大イベントにしたい」などと意気込む。


新しい年が明けると、1月5日には、恒例の自動車5団体の新春賀詞交換会が、都内のホテルで3年ぶりに開かれる。豊田会長によると、自動車産業に携わるのは550万人だが、モビリティ関連では850万人、将来的には1000万人に雇用が広がるという。自動車の枠を超えて、加速する“クルマ離れ”を食い止めながら、日本経済が元気をどこまで取り戻せるか。その期待感も大きいが、尚かつ老婆心ながら、どうか身の丈以上に大風呂敷を広げすぎないように……。では、皆さま良い年をお迎えください。



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