ダカールといえばパジェロ、三菱が駆け抜けたモータースポーツの歴史
レスポンス / 2023年1月3日 7時15分
『三菱モータースポーツ史』
ダカールラリーを中心として
著者:廣本 泉
発行:グランプリ出版
定価:3080円
ISBN978-4-87687-398-2
三菱『パジェロ』で、前人未踏の戦績を残したラリー活動を中心に、三菱のモータースポーツ活動の足跡を詳細に解説する初の書籍が刊行された。
1982年のパジェロの誕生をきっかけとして参戦を開始したダカールラリーでは、日本人初の総合優勝、大会7連覇、そして通算12勝という偉業を成し遂げ、培われた経験や技術は、その他のレース競技や生産車両に受け継がれた。本書では、当事者への取材や史料をもとに、ダカールラリーの足跡を中心に、WRCや黎明期、さらには近年の活動について、カラー口絵や豊富な写真・図版を駆使して詳しく解説している。
三菱が最初にモータースポーツに参戦したのは1962年11月に開催された第9回マカオグランプリで、クルマは『500スーパーデラックス』だった。加速性能と耐久性が高かったことから、クラスウインを飾るとともに4位までを独占。そこから積極的にモータースポーツ活動を行っていく。
そして三菱が本格的にラリーに参加し始めたのは、『コルト1500』で1966年9月に開催された第8回日本アルペンラリーからだ。その翌年には、海外ラリーにも積極的に参戦していく。
1977を最後に一度すべてのモータースポーツ活動を停止したが、1981年、「ランサーEX」でWRCに参戦をはじめ、1983年にはパリ・ダカール・ラリーに出場。こうして大会7連覇や日本人初の総合優勝などの歴史が始まるのだ。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1836368.jpg)
本書は、こうした史実を当時の豊富な写真とともに解説。もちろんダカールラリー以外のモータースポーツ活動に関しても多くのページを割いており、三菱のモータースポーツ史を辿る最適な1冊となっている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
2024全日本ラリーRd.6「ARKラリー・カムイ」は、新井・松尾組が全ステージベストで完全勝利!
くるまのニュース / 2024年7月16日 21時25分
-
ヒストリックカーで八ヶ岳を望む爽快ツーリング…THE清里RUN エシカルミーティング2024夏
レスポンス / 2024年7月13日 7時30分
-
三菱「新型トライトン」の“走行性能”高すぎ!? まさに新型「パジェロ」な「本格4WD」! “三菱ラリーアート仕様”の実力とは
くるまのニュース / 2024年7月7日 16時10分
-
三菱『トライトン』でアジアラリー王者奪還へ、過酷な2400km「クルマと人を鍛え市販車の技術に」
レスポンス / 2024年7月4日 13時30分
-
「パリダカ」よりも厳しい!? チーム「三菱ラリーアート」がAXCRに参戦へ! “車両開発”へのフィードバックとは
くるまのニュース / 2024年7月4日 13時30分
ランキング
-
1終電間際、乗客同士のトラブルで車内は「まさに“地獄絵図”」泥酔サラリーマンが限界突破して…
日刊SPA! / 2024年7月22日 8時54分
-
2扇風機の羽根に貼ってあるシール、はがしてはいけないって本当?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月21日 20時15分
-
3「健診でお馴染み」でも、絶対に"放置NG"の数値 自覚症状がなくても「命に直結する」と心得て
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 17時0分
-
4日本カレーパン協会「カレーパン美味い県ランキング」発表 3位北海道、2位京都…1位は?
オトナンサー / 2024年7月22日 8時10分
-
5まるで夜空か海か宇宙。「青」が美しすぎる寒天菓子「空ノムコウ」【実食ルポ&インタビュー】
イエモネ / 2021年5月8日 12時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)