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大きなスライドドアとスマートホーム化が特徴:ロビンソンAI…キャンピングカー

レスポンス / 2023年2月4日 15時30分

2023年2月3~6日、幕張メッセで開催中の「ジャパンキャンピングカーショー 2023」で、キャンピングカー株式会社が初公開となる『ハイエース』ベースのキャブコン、『ロビンソンAI』を展示していた。


最大の特徴はエントランスドアにスライドドアを採用しており、キャブコンで主流な片開きドアよりも広く開くようになっている。また、キャブコンでありながらリアゲートも採用していて、大きな荷物はもちろん、スロープを取り付ければ福祉車両としてのカスタムも可能だという。


さらに、「AI」の名前がつく通り、ロビンソンAI は車内にアレクサを搭載してスマートホーム化を進めている。


展示車両では照明の切り替えができる程度だったが、電子レンジや冷蔵庫、集中電源などにも対応させて車内装備を声でコントロールできるようにしたいとのことだ。


ほかにも、GPSを用いた危険箇所の注意喚起や、レンタカーなどで集積したデータをもとにおすすめのルートや観光スポットの提示といったキャンピングカー専用AIの構築を目指している。


乗員は7名で、バンクベッドとリアベッド、そしてリビングベッドを展開することでそれぞれ2名ずつの合計6名就寝可能だ。


標準装備としては珍しく電子レンジがついている。これは同社が手掛けるレンタカーで集まったユーザーの意見がもとになっており、電子レンジを使いたいという要望が非常に多いそうだ。


サブバッテリーはリチウムイオンバッテリー搭載で、ACインバーターも標準装備。FFヒーターやエアコンはオプション装備となっていた。


価格はオプション込みで1211万円ほど。納期は最短で8か月ほどとなっていた。

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