ベントレーのSUV『ベンテイガ』、ロング版を仮想体験…ARアプリ発表
レスポンス / 2023年2月10日 11時45分
ベントレーは2月8日、大型ラグジュアリーSUV『ベンテイガ』の「EWB(エクステンデッド・ホイールベース)」を仮想体験できる新しいAR(拡張現実)アプリを発表した。
◆内外装を自由にカスタマイズした車両をバーチャルドライブ
このARアプリを使うと、エクステリアやレザーのカラー、キャビンのスタイルを自由に変更し、自分だけの『ベンテイガEWB』をカスタマイズできる。好きな場所でバーチャルドライブをしたり、その外観を確認したりする体験ができるようになった。
ベンテイガEWBの特長のラグジュアリーとパフォーマンスという両極の要素を、ベントレーらしく調和させた2つのスペシフィケーションが、あらかじめ用意されている。ひとつは、「ラグジュアリースペシフィケーション」。エクステリアはローズゴールド、インテリアはポーポイズとリネンのハイドで仕上げられている。
一方、「パフォーマンススペシフィケーション」は、グレーバイオレットのエクステリアに、コントラストステッチでアクセントをつけたダムソンとリネンのレザーを使う。どちらのスペシフィケーションも、「アズールスペシフィケーション」やリアシートエンターテインメント、ベントレーダイヤモンドイルミネーションを装備した。キャビンには新しいロフトキルティングデザインが施されている。パフォーマンススペシフィケーションには、現代的な「ブラックラインスペシフィケーション」も採用されている。
◆車両の大きさを変更して卓上サイズにすることも可能
このアプリケーションでは、最新のAR技術を活用している。ユーザーは、複数のスペシフィケーションを選択できるだけでなく、車両のサイズを変更し卓上サイズにしたり、原寸大に拡大したりすることができる。また、AR上で、ベンテイガEWBを試乗している様子を外からの視点で見ることもできる。
ベンテイガEWBのARビジュアライザーは、240億通りを超える組み合わせを選ぶことのできるベントレーのコンフィギュレーターにリンクしている。また、リンクから、ベンテイガEWBの新機能の内容をさらに詳しく確認することができる。
ベンテイガEWBのARアプリは、Apple「App Store」とGoogle「Play Store」から、スマートフォンやタブレット端末などにダウンロードできる。
◆世界初のオートクライメートシステムと姿勢調整システム
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ベンテイガEWBは、ベンテイガのホイールベースを180mm延長し、後席スペースを拡大したモデルだ。ホイールベースを2995mmから3175mmに延長し、全長を5322mmとした。ホイールベースを延長したため、リアドアが長くなっている。
「ベントレー・エアラインシート・スペシフィケーション」を用意した。22通りのシート調整のほか、世界初となるオートクライメートシステムと姿勢調整システムが装備される。
オートクライメートシステムは乗員の体温と表面湿度を検知し、ヒーターかベンチレーター、またはその両方を作動させ、乗員が快適と感じる温度を保つ。姿勢調整システムはシート表面全体の圧力を測定し、乗員の着座位置と圧力ポイントを自動的に微調整する。このシステムには、独立した6つの圧力ゾーンがあり、3時間単位で177か所の圧力を個別に変化させることで、快適性を向上させ、移動中の疲労を最小限に抑えるという。
◆ロングホイールベース化に合わせてエクステリアを変更
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1852532.jpg)
ロングホイールベース化に合わせて、エクステリアは4か所変更された。それが、プロファイルのロング化、新しいフロントグリル、ポリッシュ仕上げの新設計22インチ10本スポークホイール、サンルーフの位置見直しだ。
「バーチカルベーングリル」は、『フライングスパー』に採用されている新設計グリルからインスピレーションを得たもの。独特のフロントグリルはブライトクロームのバーチカルベーンが垂直に立ち、その奥からブラックのメッシュグリルがのぞく。鏡面研磨仕上げの22インチ10本スポークホイールは、専用の新デザインだ。
リアキャビンの室内環境を向上させるため、パノラマサンルーフの位置を見直した。125mm後方に移動したサンルーフから、後席に自然光が降り注ぐようにした。サンルーフは、フロントコンソールと後席のタッチスクリーンリモートの両方で操作できる、としている。
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