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40万円「ブガッティ」スマートウォッチ購入者のリアル、次のアイテムは6000万円?

レスポンス / 2023年2月18日 10時0分

エキゾチックカーブランド、ブガッティ初のスマートウォッチが日本に上陸し、オンライン限定で販売が始まってから9か月。国内では、どんな人が購入し、今後どんな展開をみせるか。


BUGATTI SMARTWATCHES JAPAN を手がけるクラウド・マーケティング増井実津治代表が、説明会で伝えたユーザの特徴が興味深い。


国内でオンライン販売されているブガッティ・スマートウォッチは、39万8000円の「BUGATTI CERAMIQUE EDITIONONE」(ブガッティセラミックエディションワン)と、75万円の「BUGATTI CARBONE LIMITEDEDITION」(ブガッティカルボーヌリミテッドエディション)の2種類。両モデルとも「ブガッティハイパーカーと同じ品質基準と技術」で、75万円の限定カーボンモデルはブガッティ製車両に使われているカーボンファイバーを採用している。


こうした高級ブガッティ・スマートウォッチをオンラインで手に入れるユーザには、どんな特徴があるのか。


◆年齢層、年収、興味、職業、居住エリアは?


2月時点で39万8000円モデルは150台以上売れており、75万円モデルは10台以上が予約購入されたという。購入者の年齢は40歳以上で8割。年収は600万~1800万円という。「600万~800万円が一番多く全体の24%。次に1800万円以上が22%と、2極化しているように感じる。職業でみても「サービス業」の方が4割近くいる」。


「ステータスが高い人だけではなく、クルマ好きの男性が『憧れのブガッティを手に入れたい』という思いで購入しているのではないか。全体の95%がマイカーを所有していて、みなさんクルマ好きで時計好き。とくに海外のスーパーカーに興味がある人たちといえる」(増井代表)


居住エリアも興味深い。東京在住23%がトップで、神奈川、千葉、埼玉、名古屋、京都、大阪、福岡と続く。「人口分布を見ると一都三県で30%未満といわれているが、スマートウォッチ購入者の場合42%と12ポイントも多い。都内でブガッティは買えないが、スマートウォッチなら買える。そう思った都市生活者も多いのでは」と。


また、フェラーリやポルシェなどによるワンメイクレースに出場する購入者からは、「GPSトラッキングやタイムアタックなどでも役に立つ」といった声もあるという。


◆リアル店舗での委託販売も展開、次は6000万円アイテムも輸入販売


クラウド・マーケティングでは、オンラインのみで販売していたこうしたブガッティ関連商品を、リアル店舗での委託販売も展開させ取り扱い店舗を募集する。「たとえばカーディーラーであれば、新車と同時の時計も買いという購入シーンも見込める。さら今後は、ブガッティ関連のアクセサリーやグッズのラインナップも拡充し、ファンのニーズに応えたい」(増井代表)。


この説明会で増井代表は、次に販売展開していくアイテムも教えてくれた。次なるブガッティ関連商品は、なんと、ビリヤード台。「ブガッティがビリヤード台をつくった。われわれが輸入販売する契約を結び、もうすぐ国内でも発売される。日本に在庫を置かないことから、受注後は製造元のスペインから船で1週間かけて運び、現地の専門スタッフ2~3人が付き添って施工。専門スタッフの宿泊・滞在費なども含めると、想定プライスは5000万~6000万円」


このビリヤード台を手にする購入者はどんな人か。同社は「まだ国内に入ってきてない、世界の高級車・スーパーカーに関連するグッズやアイテムを取り扱っていきたい」というから、今後が楽しみ。また、「フェラーリやアストンマーチン、ポルシェなどの“名車”に関連する世界のライフスタイル商品を取り扱えるようなポータルサイトを立ち上げる予定」ともいうので、期待して待ちたい。

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