マツダ、次世代バイオディーゼルでスーパー耐久に参戦

マツダは、2023年スーパー耐久シリーズに『MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept』および『倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER』で参戦する。

ST-Qクラスに参戦するMAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept（55号車）は、カーボンニュートラルの次世代バイオディーゼル燃料の普及に向けて実証実験を進めるための車両だ。2023年シーズンは、ユーグレナから提供を受ける新たな製造方法による100％次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」（HVO）を使用。組成の異なる燃料での実証実験を行うことで、次世代バイオディーゼル燃料の普及の可能性を広げていく。さらに2023年夏以降には、ST-Qクラスに『MAZDA ROADSTER』で参戦。ガソリン代替のカーボンニュートラル燃料の実証実験にもチャレンジする。

ST-5クラスに参戦する倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER（120号車）は、「スーパー耐久レースへの道」で選ばれたドライバーが、スーパー耐久シリーズにチャレンジするための車両だ。マツダは2023年から、参加型モータースポーツを盛り上げるため、新たに2つの「倶楽部MAZDA SPIRIT RACINGチャレンジプログラム」を始動。1つはeSPORTSの世界からリアルモータースポーツを体験する機会を提供する「バーチャルからリアルへの道」。もう1つが「スーパー耐久レースへの道」。マツダが協賛するグラスルーツモータースポーツにて優秀な成績を収めたドライバーが2023年スーパー耐久シリーズにチャレンジする。