【スーパーフォーミュラ】ニューマシン初の合同テストはチャンピオン野尻がトップタイム
レスポンス / 2023年3月7日 18時45分
三重県・鈴鹿サーキットを舞台に3月6~7日の日程で今シーズン初のスーパーフォーミュラ合同テストが行われ、ディフェンディングチャンピオンの#1 野尻智紀(TEAM MUGEN)がトップタイムをマークした。
スーパーフォーミュラはNEXT50プロジェクトと銘打って、カーボンニュートラルに向けたニューマシン「SF23」を開発。3月4日に鈴鹿モータースポーツファン感謝デーで全22台のシェイクダウン走行を行った。ファン感謝デー終了後はそのまま鈴鹿サーキットに残り、今シーズン初、そしてニューマシンSF23初となる2日間の合同テストが行われた。
6日・7日ともに2時間ずつ2回、合計4回8時間の走行セッションが設けられた。1回目は3度のスーパーフォーミュラチャンピオンを獲得している#64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)が1分37秒030のトップタイムをマーク。2回目は一昨年・昨年と連続チャンピオンを獲得している#1 野尻智紀(TEAM MUGEN)が1分35秒955と1秒以上上回るトップタイムを記録した。しかし山本も100分の7秒しか違わない1分36秒027で2番手。初日はこの2人が主役となった。
3回目はあまりタイムが上がらず#14 大嶋和也(docomo business ROOKIE)の1分36秒817がトップタイム。ラストセッションとなる4回目は残り4分でほぼ全車が一斉にコースインしてラスト2周のタイムアタックが行われた。トップタイムをマークしたのは#7 小林可夢偉(Kids com Team KCMG)で、自身が2回目で記録したタイムを上回る1分36秒183を記録。#53 大湯都史樹(TGM Grand Prix)も前日のタイムを上回る1分36秒568を記録して2番手に食い込んできた。
最終的に2日間総合でトップタイムとなったのは2回目のセッションで1分35秒台の最速タイムを記録した野尻。同じく2回目のセッションで2番手タイムを記録した山本が総合でも2番手となった。参戦2年目の#65 佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)が3番手、最後のセッションでタイムを記録した小林が4番手、2回目のセッションでタイムを記録した#20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が5番手、最後のセッションでタイムを記録した#53 大湯都史樹(TGM Grand Prix)が6番手となった。
国際F2選手権でランキング3位を獲得しスーパーフォーミュラに乗り込んできた#15 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)は、ファン感謝デーのフリー走行でトップタイムを記録する活躍を見せたが、そこからコンマ4秒タイムを縮めたものの総合10番手。ファン感謝デーで近藤真彦次期会長の提案により、トルコへの気持ちを表明する記念撮影の中心となったトルコ出身ドライバー、#55 ジェム・ブリュクバシェ(TGM Grand Prix)は、精力的に周回を重ねるも1分37秒972で22番手だった。
※総合順位は手元集計です
■スーパーフォーミュラ鈴鹿合同テスト総合結果
1. #1 野尻智紀(TEAM MUGEN)/1分35秒955
2. #64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)/1分36秒027
3. #65 佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)/1分36秒083
4. #7 小林可夢偉(Kids com Team KCMG)/1分36秒183
5. #20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1分36秒462
6. #53 大湯都史樹(TGM Grand Prix)/1分36秒568
7. #5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1分36秒636
8. #38 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)/1分36秒640
9. #37 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)/1分36秒642
10. #15 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)/1分36秒663
11. #3 笹原右京(KONDO RACING)/1分36秒789
12. #14 大嶋和也(docomo business ROOKIE)/1分36秒817
13. #4 小高一斗(KONDO RACING)/1分36秒824
14. #6 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/1分36秒887
15. #19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/1分36秒974
16. #12 福住仁嶺(ThreeBond Racing)/1分37秒092
17. #18 国本雄資(Kids com Team KCMG)/1分37秒185
18. #39 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)/1分37秒208
19. #36 ジュリアーノ・アレジ(VANTELIN TEAM TOM’S)/1分37秒371
20. #50 松下信治(B-Max Racing Team)/1分37秒379
21. #51 ラウル・ハイマン(B-Max Racing Team)/1分37秒535
22. #55 ジェム・ブリュクバシェ(TGM Grand Prix)/1分37秒972
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