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スーパー耐久、開幕戦のエントリーも発表されレースモードに

レスポンス / 2023年3月8日 15時15分

多くのエントラントと多様なマシンが見られることで盛り上がりを見せている、ENEOSスーパー耐久シリーズ2023 Powered by Hankookの開幕戦鈴鹿が迫ってきた。エントリーリストも発表されいよいよ開幕へ。


2月23日に富士スピードウェイでスーパー耐久の公式テストが行われてから約3週間、鈴鹿サーキットにて3月18日予選、19日決勝5時間レースの開幕戦が行われる。


富士スピードウェイの公式テストではシェイクダウンを行うマシンや、暫定カラーリングもマシンも多かった。若手ドライバーや開発エンジニアが乗車をしてテストをしていたのか、1台のマシンに多くのドライバーが登録されて、走行している様子もあった。


◆各チームは最終調整に向かって


3月7日に開幕戦のエントリーが発表され、ドライバーもシーズンを通して乗るドライバーがほぼ確定した。サーキットへの移動や搬入を含めると準備のために残された時間はほんの数日。各チームは最終調整に向かっていることだろう。


開幕戦のエントリーリストでは、総合優勝を狙うST-Xクラスに7台がエントリーされ、日産『GT-R GT3』、メルセデスAMG『GT3』、レクサス『RC F GT3』、ホンダ『NSX GT3』がエントリーする。


ST-Zクラスではポルシェ『718GT4RS』、『ケイマンGT4 RS CS』、日産『Z GT4』、アウディ『R8 LMS GT4』、トヨタ『GRスープラGT4』、マクラーレン『570S GT4』、メルセデスAMG『GT4』と、よりバラエティに富んだ11台のマシンが登場する。


◆ST-Qクラスでは自動車メーカーが車両を開発


自動車メーカーが車両開発などを目的に参加しているST-Qクラスでは4台が参戦。トヨタの水素『カローラ』、カーボンニュートラル燃料を使うトヨタ『GR 86』、スバル『BRZ』、バイオディーゼルを使うマツダ『マツダ3』がエントリーをしている。


水素カローラは昨年までの気体水素から液体水素へチェンジしての参戦となり、どのような走りを見せるのか気になるところだ。


ST-Qクラスではマツダスピリットレーシングの『ロードスター』が、カーボンニュートラル燃料を使用してシーズン途中から投入される予定となっており、こちらのマシンもカーボンニュートラル燃料でどのような走りを見せるのか注目される。


また230号車が年間エントリーでは発表されている。開幕戦の鈴鹿ではエントリーしていないが、カーナンバーからすればおそらく日産が何かの車両をどこかでエントリーさせる可能性はある。昨年は24時間レースにカーボンニュートラル燃料を使用した日産Zを走らせているだけにその可能性も高い。


ホンダも同じくカーボンニュートラル燃料を使用した『シビックタイプR』を投入する予定だ。今回の開幕戦にはエントリーされていないので、どのタイミングで登場するのかも気になるところだ。


◆シビックタイプRが登場のST-2、量産コンパクトカーが多数のST-5


ST-2クラスには5台がエントリーし、長年クラスチャンピオンを獲得していたスバル『WRX STI』が今シーズンは不参加となったため、長年のライバルだった三菱『ランサーエボリューションX』と『GRヤリス』のAWD&ターボの戦いに、新型となり昨年最終戦でデビューにもかかわらず2位表彰台にあがったホンダ・シビックタイプRの戦いがみどころになるだろう。シビックタイプRには昨年の最終戦にも乗ったプロドライバーの武藤英紀が乗ることが発表されたこともあり、その走りにも注目したい。


最大台数の12台がエントリーしているST-5クラスは『フィット』、『ロードスター』、『デミオ』、『ヴィッツ』、『ヤリス』と、街中で多く見かけるマシンが多数参戦する。小排気量ながら燃費の良さを生かして周回数を稼ぐ戦いは、実は面白い。トップクラスばかり注目されがちだが、ST-5クラスも熱い戦いが見られるはずだ。


3月19日は11時からスタート進行が行われ、11時45分にスタートとなる。総勢8クラス54台のマシンが入り乱れながら5時間レースを戦う。

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