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スギ花粉は今がピーク! 車内の“花粉&菌”対策をおさらい!【カーライフ 社会・経済学】

レスポンス / 2023年3月11日 19時0分

関東では現在、スギ花粉の飛散のピークを迎えている。そしてそのあとにはヒノキ花粉のピークが来る…。というわけで今回は、改めて車内の“花粉&菌”対策をおさらいしたい。キーとなるのはズバリ、「エアコンフィルター」だ。その心を詳細にリポートする。


さて、車内の“花粉&菌”対策のポイントは、「外からの侵入を許さないこと」、これに尽きる。そしてそれを徹底するための要となるのが「エアコンフィルター」だ。というのも「エアコンフィルター」はエアコンを外気導入にして外の空気を取り入れるとき、ゴミやホコリの侵入を防ぐ役割を果たす。そして、花粉や菌の侵入を防げることを特長とする「エアコンフィルター」も存在している。もしも花粉や菌を車内に入れたくないと思うのなら、そういった「エアコンフィルター」を使いたい。


ただし、乗降時にドアを開閉する際にも花粉や菌は入り込む。その対策はどうすれば良いのかというと…。


実はそれについても「エアコンフィルター」が役に立つ。一部欧州車の中には内気循環のときには空気がエアコンフィルターを通過しない車種もあるが、国産車の多くは内気循環のときにも空気は「エアコンフィルター」を通過する。なので車内の空気中を舞っている花粉や菌も、ある程度エアコンフィルターで濾過できる。


ちなみに、スギやヒノキの花粉は直径30~40μm(マイクとメートル)くらいの大きさで、黄砂は約4μm、PM2.5はその名のとおり2.5μm以下の大きさだ(1μmは1mmの約1/1000)。花粉も黄砂も単体ではかなり小さい。そして菌は大体1μm、さらにウイルスはその1/100~1/1000くらいの大きさだ。


で、「エアコンフィルター」のパッケージを見ると、どのくらいの大きさの物質までブロックできるかが書いてある場合も多い。なので10μmくらいの物質もブロックできると記されていれば、花粉の侵入はかなり防げる。さらには1μmくらいの物質もブロックできるとうたわれていれば、菌についても多くを防げる。


ところでウイルスは基本的に「エアコンフィルター」を素通りしてしまうが、ウイルスが野外の空気中を舞っていることはほぼなく、「エアコンフィルター」越しに車内に入ってくることを心配する必要はないだろう。ただし、ウイルスを吸着する効果をうたう「エアコンフィルター」もある。そうであれば、万が一車内に感染者がいてウイルスが車内の空気中を浮遊しているとき、エアコンを内気循環にしておけばそれを多少なりとも取り除ける。


なお「エアコンフィルター」の交換タイミングの目安は、1年1万kmと言われている。で、汚れてくるとキャッチした菌が増殖しがちだ。そうするとニオイの元にもなってくる。定期的な交換を心がけたい。


今回は以上だ。次回以降もカーライフに直結する「社会・経済トピックス」を横断的に発信していく。お楽しみに。

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