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通信障害時もカネ次第、KDDIとソフトバンクが副回線活用で連携[新聞ウォッチ]

レスポンス / 2023年3月28日 8時53分

KDDIとソフトバンクが、1台のスマートフォンで双方の回線を利用できる「デュアルSIM」の提供を始めるという。


両社が発表したもので、きょうの日経なども取り上げているが、それによると、通信障害や災害時などで1つの回線がつながらない場合に、他社の回線を利用することで、「副回線」としての利用が可能になり、家族や医療機関との連絡、決済サービスが使い続けられるようになるそうだ。


振り返れば、KDDIは2022年7月に大規模な通信障害が発生し、アクセスの集中で障害が長期化し、回線が復旧するまで2日以上にも及んだ。このため、総務省では他社の通信網に切り替える「ローミング」の導入について議論を進めているものの、KDDIとソフトバンクの両社が先行的にサービスを提供することで合意したという。


1台の端末で複数の回線が利用できる「副回線サービス」が可能になれば、通信障害時にも安心だが、ただし、クルマの所有者が念のために加入する任意保険と同様に、通常の基本料金とは別途に、オプションで月額429円(税込み)。さらに、副回線を利用する場合の国内通話料は30秒22円、ショートメッセージサービス(SMS)は1通3.3円の送信料が加算されるという。


昨年のKDDIのような通信障害は、地震や水害などの自然災害時とは原因が異なるが、そのようなケースでもオプション料金を支払うのかどうか、紙面を見る限りでは言及されていない。


2023年3月28日付


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