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ハーレー最高級モデル、CVOストリートグライド/CVOロードグライドの予約受注開始

レスポンス / 2023年6月9日 19時30分

ハーレーダビッドソンジャパンは6月8日、限定生産のプレミアムモデルシリーズ「CVO(Custom Vehicle Operations)」の新モデルとして、『CVOストリートグライド』と『CVOロードグライド』の予約販売を開始した。


CVOはハーレーダビッドソンのスタイルとデザインの最高峰であり、プレミアムな塗装仕上げ、先進技術、専用部品、細部へのこだわりを満載した限定生産モデルだ。


新たに発売するCVOストリートグライド/CVOロードグライドは、ベンチレーションを内蔵した新フェアリング、ターンシグナルを内蔵したLEDシグネチャーライトを採用。ショートフロントフェンダー、特徴的なサイドベベルを持つ22.7リットル燃料タンク、新しい立体形状のサドルバッグなどを備える。


新型ホイール「Combo Cast Laced」(フロント19インチ/リア18インチ)は、ブラックのマシンカットされたアルミ鋳造リムとレース状のスポークホイールを組み合わせ、大胆なカスタムスタイルを表現。TPMS(タイヤ空気圧監視システム)も搭載する。


パワーユニットはハーレー最大排気量1977cc 空冷Vツイン「ミルウォーキーエイト VVT 121エンジン」を搭載する。可変バルブタイミング(VVT)に加え、新吸気路とパフォーマンスエキゾーストシステムを備えたシリンダーヘッド冷却システムの改良により、従来のミルウォーキーエイト117エンジンと比べ、トルクは約8%、馬力は9.5%アップ。トルクマネジメント効率を高めたことで、従来モデルより燃費も約3~5%向上している。


足回りには高性能なSHOWA製サスペンションを採用。フロントには倒立フォークを採用、リアサスペンションのトラベル量は2022年モデルと比較し50%増加している。ブレンボ製ブレーキコンポーネントはフロントデュアルディスクブレーキにラジアルマウントのキャリパーを採用。卓越したブレーキフィーリングと性能を発揮。また、パワーデリバリー、エンジンブレーキ、ABSやトラクションコントロールを電子制御するライドモードが初めて選択可能になったほか、ハーレーダビッドソン最新の安全性能パッケージ「ライダー セーフティ エンハンスメント」も搭載する。


両モデルには新OSを搭載した新しいインフォテインメントシステムを導入。12.3インチTFTカラータッチスクリーンは、3種類のビューオプションでカスタマイズでき、AppleおよびAndroidデバイスとも互換性がある。また、Wi-Fiでライダーのデバイスとワイヤレス接続でき、ワイヤレスヘッドセット用のBluetoothレシーバーもシステムに内蔵する。両モデルとも米国ロックフォード製の高性能4スピーカーオーディオシステムを搭載する。


シートの形状やパッドの素材もアップデート。腰が背骨に対してニュートラルな位置になるようなシート形状で、ライディング時の背中や首への疲労を軽減する。シート高はCVO ストリートグライドが715mm、CVOロードグライドが720mm。フロントブレーキハンドレバーは、ライダーの手の大きさや好みに合わせてリーチ調整が可能。 シート下にはヒートギア用の配線済み接続口が2か所設置。標準装備のヒートグリップは、グリップ上やインフォテイメントディスプレイで調整できるようになった。


価格は両モデルともに、標準カラーのダークプラチナ/ピンストライプが549万7800円、ハンドペイント仕上げのウイスキーニート/レイヴンメタリックが621万2800円。CVOストリートグライド/CVOロードグライドの日本モデルは、今夏より順次、デリバリーを開始する予定だ。

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