レジャーで災害に備えるヤマハ発動機…東京国際消防防災展2023
レスポンス / 2023年6月23日 17時15分
ヤマハ発動機とグループ会社のヤマハモーターエンジニアリングは、東京ビッグサイトで開催された日本最大級の消防防災見本市「東京国際消防防災展2023」出展した。四輪バギーや救助艇を出品し、出展テーマは「PLAY SURVIVE 遊んで 備える」。
ヤマハ発動機の東京国際消防防災展への出展は今回が初めて。ヤマハ発動機は、防災ツール(資機材)の日常ユースをひろげることで、「平時に楽しみ、有事に役立つ」自主・コミュニティ防災のスタイルを提案する。
ヤマハ発動機によると、災害時に、備えていた機材が「動かなかった」「動かせなかった」というトラブルが少なくないそうだ。いざという時、必要なパフォーマンスを発揮させるためには、日常の暮らしの中で機材に親しむ機会をつくり、点検や整備、さらには正しく安全に操作するための知識やスキルを習得・習熟しておくことが大切、とヤマハ発動機はいう。
有明でヤマハ発動機は、消防向け次世代型電動アシストホースカーの体験や、煙の中での透過性に優れたLED投光器、さらに洪水・水難救助艇やROV(四輪バギー)、スポーツタイプの電動アシスト自転車(eBike)などを展示し、「平時に楽しみ、有事に役立つ」ヤマハ発動機らしい自主・地区防災のスタイルを提案した。
●ヤマハ発動機の主な出展製品
ROV『ウルヴァリンRMAX4 1000』 (コンセプトモデル)……オフロードの走破性を追求した4人乗りの四輪バギー。北米市場ではROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)として親しまれている製品だが、災害時や救難現場での活用の可能性を探るため、参考出品した。2気筒999ccの高トルク出力エンジンと、エンジン特性のモード切替機能を備える。
洪水・水難救助艇『RS-13』……水難現場における救助活動を目的としたボート。運用の現場から声を集め、救助や避難など目的に合わせた仕様の提案を経て、最適な機能・性能をパッケージしたという。全長約4mながら乗船定員は最大6名。操安性を考慮した運動性能や、船首からの乗降可能な開閉式フロントゲートの採用など、災害現場での現場対応力を追求した。開発中のコンセプトモデル。
電動アシストホースカー『X-QUICKER』(クロスクイッカー)……スロットル操作が不要な独自の制御システムで、パワフルかつ扱いやすさを実現した。大径タイヤなどの採用により、消防隊員の活動を迅速・確実・安心にサポートする。2024年4月発売予定。
可搬式投光器『X-BUSTER LED』(クロスバスター)……煙の中での透光性に優れたLED投光器。集光/拡散のモード選択ができ、片手操作が簡単なスイッチレイアウトになっている。4段カラビナフックなど、扱いやすく確実に活動するための機能を装備した。消防向け市販モデル。
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