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明石海峡大橋の「桁外面作業車」に乗車するチャンス 7月17日と22日

レスポンス / 2023年6月24日 18時45分

橋桁の外側部分を点検・補修する作業車で「桁外面作業車」(けたがいめんさぎょうしゃ)というものがある。兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3911m、中央支間長1991mの世界最大級のつり橋、明石海峡大橋の桁外面作業車に乗車(?)するチャンスだ。


JB本四高速(本州四国連絡高速道路)では、インフラ見学ツアーの「明石海峡大橋ブリッジワールド」を随時開催している。今回は明石海峡大橋開通25周年記念イベントとして、「『明石海峡大橋ブリッジワールド』夏休み親子向けスペシャルツアー」を開催、通常のワ-ルドでは企画されない桁外面作業車を案内する。


◆桁外面作業車とは?


桁外面作業車は、橋桁の外側部分を点検、補修するときに使用する橋梁補修用作業車だ。自動車が走行する橋桁の外側を囲む形になっている。橋に取り付けられている橋梁補修用作業車の中でも最も大きく、接近できる範囲が広い。明石海峡大橋では、海面から橋桁までの高さは約50mある。


開催日は7月17日と22日。イベントの参加者は、小学生(小学4~6年生)とその保護者が対象だ。保護者のみまたは小学生のみでは参加できない。小学生が参加する場合には、中学生以上の同伴も可能だ。


◆移動がけっこうキツいよ


コースは、明石海峡大橋・淡路島側のアンカレイジ(吊り橋のケーブルを地面に固定するための設備)でツアーの安全と明石海峡大橋に関する説明、地上から管理路の高さまでアンカレイジ内の階段(ビル約10階相当171段)を歩いて昇り、管理路を歩行(片道約1km)、淡路島側主塔塔頂までエレベータで昇る(約300m)。途中で桁外面作業車へ乗車体験する。


参加料金は、小学生は無料で、保護者1名につき小学生2名まで参加できる。大人(15歳以上、ただし中学生を除く)の参加料金は6000円、中学生は3000円/名。現地往復の交通費は自己負担となる。一般公開向けの見学施設ではないので、ツアーには参加条件があり、補助具なしで自ら2km以上の歩行ができ、階段の昇降ができることが必要だ。高所恐怖症や閉所恐怖症も参加できない。


参加申し込みは明石海峡大橋ブリッジワールドのウェブページで、参加条件・注意事項を確認し、ページ内のリンクから申し込む。先着順各回48人まで。夏の思い出作りに、自由研究のテーマに、普段は立ち入ることのできない明石海峡大橋を体験してみよう。

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