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ルマン24時間優勝を果たしたワークス・フェラーリを振り返る

レスポンス / 2023年7月15日 6時45分

『スクーデリア No.141』
発行:ネコ・パブリッシング
定価:3280円
ISBN978-4-7770-2702-6


日本唯一のフェラーリ専門誌『SCUDERIA(スクーデリア)』の最新号のNo.141では、100周年を迎えたルマン24時間耐久レースに、50年ぶりにワークス参戦し、見事総合優勝を飾ったその快挙をレポート。同時に50年前まで活躍したワークス活動で挙げた、全9勝も振り返っている。


今号は100周年のルマンにフィーチャー。フェラーリとして50年ぶりのワークス復帰ということなので、スクーデリアとしても「迷うことなく特集が組まれた」とは担当編集長の弁。さらに、「まさか初年度から優勝するとは思っておらず、嬉しい悲鳴だ。表紙に入れたタイトルに「『50年ぶりのワークス復帰でル・マン総合優勝!』と“!”を入れたのは10年以上担当して初めて」とのこと。「表紙のピットロードでの益田和久カメラマンによる奇跡のカットで、見た瞬間にこれだと思い“!”とともに採用した」と、かなりの熱量がこもった表紙に仕上がっている。


そのほかにも、スクーデリアならではの記事として注目すべきは、“ル・マンのフェラーリ、10勝に至る道”だろう。フェラーリのレース活動において、ル・マンがどういう位置付けだったのか、そして、それぞれ優勝したクルマの特徴や開発の背景、レースの様子までが細かく記されており、フェラーリファンならずとも読み応え十分だ。


さらに、コンクール・デレガンスの最高峰、ヴィラデステに出品されたフェラーリも全体の雰囲気とともにレポートされているのも興味深い。


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