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【FDJ 第4戦】1200馬力・4ロータリーエンジンで全開ドリフト! マッド・マイクが菅生を激走

レスポンス / 2023年7月25日 20時30分

7月22、23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)」第4戦。マッド・マイクマイケル・ウィデット)選手がRed Bull with TeamMagic Toyo Tires Driftより参戦した。


マイクのマシンはマツダRX-7』(FD3S)で、TCPマジック製の4ロータリーエンジンを搭載。装着タイヤはトーヨータイヤPROXES R1R」だ。ハイスピードコースの菅生では1コーナーの立ち上がりから5速全開で、2コーナー、3コーナーをかけるレイアウト。


スピードが乗せやすいトラックのため、各選手は3脱(ゾーンからタイヤが3輪はみ出す減点のこと)などラインをトレースすることに苦労している様子。その上で得点を伸ばすためには、1コーナーの振り出し・角度が重要となる。一見簡単なように見えるが、奥の深いコース設定だ。


◆練習走行から快走! ロータリーサウンド全開で快音が響き渡る


前戦の富士のトップ8で日比野哲也選手と対戦した際、激しいクラッシュでマイクのマシンが損傷。菅生ラウンドに間に合うよう修復され、TCPマジックのクルーたちの見事な作業で完璧な状態に整えられた。


21日と22日に渡って開催された練習走行のセッション。主に全開でドリフトできるライン上に各ゾーンが設定されているため、確かめるようにコースインしていく。すぐに状況を掴んだマイクは、練習走行から調子の良い走りを披露。


持ち味であるエンジンの高回転域を積極的に使用し、できるだけ多くアクセルを開けて走るスタイルにピタっとはまり菅生を駆け抜けていく。マイクの「今シーズンで1番ヤバいトラック!」という言葉通り、美しい4ローター・ツインターボエンジンの咆哮で観客も魅了されていた。


◆予選33位で決勝にはあと一歩届かず、次戦の奥伊吹で巻き返しを狙う


21日の練習走行終了後に、予選が開催。シリーズランキングで5位につけるマイクは、全43台中で最後から5番目の38番目に出走。上位選手は予選にアジャストして80点以上を記録、1本目の走行終了時に昨年の菅生ラウンドのウィナーであるKANTA選手が87点を記録した。その勢いのまま、2本目で88点を叩き出し、予選1位はKANTAが獲得する。


マイクの予選1本目、高得点を叩き出すべく全力で突っ込んでいく。1コーナーでうまく振り出しを決めた後、アクセル全開で2コーナーへ飛び込んでいく。ここから3コーナーに向けて振り返すが、その際にドリフトが戻ってしまい1本目の記録は0点でフィニッシュとなった。


予選2本目は1本目から修正すべく、少し抑えてスコアを確実に取りに行く走りへとシフト。落ちついて1コーナーに飛び込んだ後は、やや抑えて2コーナー、3コーナーと確実にゾーンをトレースした走りで駆け抜ける。2本目の得点は75点を獲得したのだが、なんと75点で4人の選手が並んでいた。


マイクの他に75点を獲得したのは、植村真一選手、佐藤拓巳選手、ユキオファウスト選手の3人。予選で得点が並んだ場合は、1本目のスコア順に上位が決定される。結果として植村、佐藤、ユキオがトップ32へと進出し、残念ながらマイクは33位でフィニッシュ。菅生ラウンドはここで終了となった。


マッド・マイク選手のコメント
「菅生ラウンドは本当に気持ちいい走りのできるトラックでした。すべてのサポートをしてくれた、家族やスポンサー、そして応援してくれるファンのみなさんに感謝します!ここ3ヶ月は世界中を飛び回っていたので、家族に会えることを楽しみにしています!」


TCPマジック代表:川戸 泰介氏のコメント
「前戦の富士の後はパイクスピークへ挑戦、その後にグッドウッドフェスティバルと素晴らしいイベントにマイク選手と参加。世界中のファンのみなさんにマツダ車・そしてロータリーエンジンの魅力を届けることができました。次戦の奥伊吹に切り替えて臨むので、応援よろしくお願いいたします!」


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