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光ファイバーで世界遺産を火災から守る! OKIが『三池港』で実証実験

レスポンス / 2023年7月29日 7時15分

OKI(沖電気工業)は、世界遺産『三池港』(福岡県大牟田市)にて、文化遺産保護を目的に光ファイバーセンサーを活用した予防防災ソリューションの実証実験を行った。検証の結果を7月26日発表、実際に異常温度を早期に発見し、火災の未然防止や機器不具合の見地に貢献することを確認したという。


三池港の内港の出入り口に設けられた閘門(こうもん)を動作させる機器に光ファイバーを敷設し、OKIの『異常温度リアルタイム監視ソリューション』を用いて、温度をリアルタイムに可視化できるかが検証された。実証実験は、日本ドライケミカル三池港物流福岡県及び福岡県大牟田市の協力のもと、2月から3月まで行われた。


OKIが2019年に発表した「異常温度リアルタイム監視ソリューション」は、光ファイバーセンサーを用いて対象物の温度をリアルタイムで監視し、防災・減災に寄与する。


明治41年に開校した三池港は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産であり、現在も稼働する日本で唯一の閘門式ドックは、文化遺産としても重要な価値がある。閘門は、内港の水深を干潮時でも8.5m以上に保つため、内港(ドック)の出入り口に設けられた水門。明治41(1908)年、三池港の開港当時から稼働している。稼働している施設が世界遺産に指定されることは珍しい。

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