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「手荷物のような」サイズ感の特定小型原付、smacircle S1M を発売

レスポンス / 2023年7月30日 15時0分

ロイヤルは7月31日に特定小型原付『smacircle S1M』を発売する。「ラストワンマイルコンセプト」を形にした「smacircle S1M」は、駅や駐車場といった交通の終点から人が自在に動けるようデザインされたものだ。


◆置き場所を選ばない「手に持って運べる」移動手段


「smacircle S1M」の特徴はその携行性にある。キャリーバックや専用のバックパックに収まるよう設計された折りたたみ式のフレームは持ち運びの手間を軽減する。ドライカーボンを採用した車体重量はモーター、バッテリーを搭載しているにもかかわらず、12kgと小型自転車にも負けない軽量さを誇っている。


「smacircle S1M」は、折りたたむと290mm(全長)×570mm(全幅)×200mm(全高)となるので動先のちょっとした休憩で邪魔にならず、手荷物として足元に置いておくことができる。駐輪場や置き場を探す手間が省けるため、都市部や込み合ったエリアでも気軽に利用できることが大きなメリットだ。


◆航続は20km、大人が荷物を持って走れるモビリティ



「smacircle S1M」は特定小型原付。自転車と違いモーターによって駆動する。気になるのはその走行性能だ。フル充電での航続距離は17~20km。専用の充電器を使えば3時間半でチャージが完了する。


最高速度は19km/hとなっており、ちょっとした外出、買い物や旅行先での使用を想定すれば十分な性能だ。ラストワンマイルがそのコンセプトにあるが、都市部を想定すればかなり広い範囲で活躍できるポテンシャルを秘めている。


また、耐荷重も100kgとなっており、平均的な体格の男性でも荷物を背負って問題なく走行可能である。さらに、専用アプリとの連携で、速度設定・確認、セキュリティロックを行うこともできるのである。


smacircleは「Unfold a new day-新しい毎日を拡げよう」をテーマに、「小さい」「軽い」「カッコいい」モビリティ性の高さをコンセプトに開発された。独創的なデザインを持ち、使い勝手に優れた新しい乗り物だ。16歳以上なら運転免許不要で、車道、自転車通行帯、自転車道を走行可能となっている。


ただし、便利ではあるが、ヘルメット装着は努力義務である他、それなりの走行性能を備えた乗り物であることには変わりない。


smacircle S1Mの価格は24万2000 円となっている。

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