アルピーヌ『A110』に最新「アトリエアルピーヌ」、カスタムの自由度が拡大…欧州仕様
レスポンス / 2023年8月2日 19時30分
アルピーヌ(Alpine)は7月11日、ミッドシップ2ドアクーペ『A110』のカスタマイズオプション「アトリエアルピーヌ」を欧州で拡大すると発表した。
◆アルピーヌの伝説的なDNAに着想の3種類の新カラーリング
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アトリエアルピーヌは、日本市場でも設定されている。先代アルピーヌモデルに採用されていたボディカラーを再現した20色の特別なボディカラーに、9種類(3デザイン×3色)のアルミホイール、4色のブレーキキャリパーを用意。これら2つのオプションを自由に組み合わせることで、アルピーヌA110をカスタマイズできる。
欧州向けの新しいアトリエアルピーヌでは、アルピーヌの伝説的なDNAにインスパイアされた3種類の新しいカラーリングを用意した。「フレンチシグネチャー」、「レーシングヘリテージ」、「USレーシング2023」の3種類だ。
フレンチシグネチャーは、アルピーヌの本拠地のフランス・ディエップを想起させるカラーリングが特長だ。レーシングヘリテージは、アルピーヌのレーシングDNAと1955年のブランド誕生を意味するカラーリング。USレーシング2023は、アルピーヌをパイクスピークの表彰台に押し上げた「A110 GT4」を再現している。
◆『A110S』と『A110GT』でも選択可能
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アトリエアルピーヌは、『A110S』と『A110GT』でも選択できる。両車に積まれる1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力300hp/6300rpmを獲得する。最大トルクは34.6kgm/2400~6000rpmとした。トランスミッションはゲトラグ製の7速デュアルクラッチ。動力性能は、0~100km/h加速が4.2秒で駆け抜ける。
ドライビングプレジャーを最大化するために、「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック」の3種類の走行モードが切り替えられる。ノーマルモードとスポーツモードでは、シフトダウンやシフトアップ時にエンジン回転数を高める「スマートブースト」機能が作動する。アクセルペダルやエンジンのレスポンス、パワーステアリングの感度、シフトチェンジ、排気バルブの作動、ESCのレスポンスは、選択したモードによって変化する。ボタンを押すと、ESCを無効にできる。
ローンチコントロールを初期化した場合に、シリンダーの1つが一時的に無効になる機能を採用した。これにより、レーシングスタイルのサウンドが発せられるという。
◆シリーズ最高峰の『A110 R』でも選べる
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アトリエアルピーヌは、シリーズ最高峰の『A110 R』でも選べる。1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力300ps、最大トルク34.7kgmを発生する。最大トルクは2400~6000rpmで引き出される。車両重量は1082kg。0~100km/h加速3.9秒、最高速285km/hの性能を可能にしている。
A110Rでは、スワンネックマウントのリアスポイラー、フラットアンダーフロア、ディフューザー、フルカーボン製ホイールが、コーナーや高速走行時の安定性を高めている。『A110 S』のエアロキットよりも、さらにダウンフォースが強化された。空気抵抗を5%削減しており、最高速はA110シリーズトップの285km/hに到達する。
ディフューザーのデザインは一新された。カーボンファイバーとファイバーグラス製のディフューザーは、軽量化され、空気抵抗も抑えられた。これまでのものより長くなり、後端部の幅が広がったディフューザーによって、車体下面を流れる空気がこれまでよりも速く流れ、ダウンフォースが大幅に増加するという。
垂直に配置されたサイドフラップは、乱気流を軽減する。ホイールが生み出す乱流がディフューザーの機能を損なわないように、フェアリングが追加された。ディフューザーが大型化され、低くなったため、ディフューザーに直接空気を流すよう、フィンにも変更が加えられた。リアサスペンションアームのカウリングも、ディフューザーとフラットアンダーボディの効果を高める。リアスポイラーは、「スワンネック」マウントで固定された。後方へ大きく突き出し、傾斜角がより小さく、より小さいアプローチアングルを持つ形状が特長だ。スワンネックは、スポイラーのパフォーマンスを向上させる働きがあると同時に、下面のエアリフトも低減する、としている。
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