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自転車の交通違反にも「青切符」の反則金、警察庁が検討[新聞ウォッチ]

レスポンス / 2023年8月4日 8時30分

信号無視や歩道を猛スピードで走り抜けるなど、交通ルールを守らない自転車利用者に対しても、自動車やバイクなどの交通違反と同様に、いわゆる「青切符」と呼ばれている反則金制度の対象に加えることを検討するという。


◆従来は対象外だった


警察庁が、有識者会議を設置し、反則金を導入した場合の効果や運用方法を議論することを明らかにしたもので、きょうの各紙も社会面などに「自転車にも『青切符』反則金」などと大きく報じている。


それによると、現行制度の自動車やバイクなどで軽微な交通違反をした人には「青切符」を交付し、反則金を納めれば刑罰を科されないが、1967年の制度導入以来、軽車両の自転車は対象外という。


◆自転車の事故は増加


しかし、近年は交通事故の件数そのものは減少傾向にあるが、自転車については利用拡大に伴って事故が増加しているという。昨年の自転車の交通違反の摘発件数は2万4549件に上るが、摘発された中で起訴に至るケースは1~2%。不起訴となれば、反則金のような経済的な制裁もなく、再び交通ルールを無視する自転車の利用者も後を絶たないとみられる。


このため、警察庁は実効性を高める取り締まりで事故を抑止していくため、反則金の対象にする方向で検討を開始。有識者検討会では、年内に提言をまとめ、早ければ来年の通常国会での道路交通法の改正を目指すという。


2023年8月4日付


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●内部通報体制「未整備」ビッグモーターに報告要求、消費者庁(読売・28面)


●自転車にも「青切符」反則金、警察庁検討、事故増違反対策へ実効性高める(朝日・3面)


●ビッグモーター不正車検も調査、立ち入り1週間、国交省安全性能認識へ(毎日・23面)


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