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トヨタ、フィンランドのWRC参戦拠点でカーボンニュートラルな社会の実現を目指す

レスポンス / 2023年8月7日 10時15分

フィンランド・ユバスキュラ市、トヨタGAZOOレーシング ワールドラリーチーム(TGR-WRT)、トヨタ・モビリティ基金(TMF)の3者は、カーボンニュートラルな社会の実現に向けた基本合意書を締結した。


本パートナーシップでは、フィンランド・ユバスキュラ市に新たに設立するTGR-WRTの開発センターを中心に、カーボンニュートラルの達成と持続可能な社会の実現を目指し、人と自然が調和したまちづくりに向けた短期および中長期の施策を共同で検討する。


ユバスキュラ市はフィンランド中部の湖水地方の中心に位置する人口約14万6000人の同国7番目の大きな都市。フィンランド国内でも住みたい街として人気が高い都市のひとつだ。ユバスキュラは、フィンランドのスポーツの中心地であると同時に、ダイナミックな大学や企業が集まり、若者が多く活気あふれる都市でもある。


TGR-WRTはトヨタが2017年にFIA世界ラリー選手権(WRC)に復帰した当時からユバスキュラ市近郊に拠点を構え、これまでも地元ユバスキュラ市と連携を深めながらWRCに参戦してきた。まちづくりの中心となる新たな開発センターはこれまで同様、チームのWRC活動の中心を担うと同時に、ユバスキュラ地域内の様々な路面のテストコースを活用し、トヨタの欧州における「もっといいクルマづくり」の新たな拠点となる。また新開発センターでは、ユバスキュラ市、TMFと共同で実施するカーボンニュートラルの取組みを通じて、TGR-WRTのWRC活動で排出されるCO2の削減を目指し、木造建築の導入、生物多様性の向上や森林保全、水素による自家発電施設やモビリティの導入などを計画している。


TMFは、トヨタ自動車が創業以来、顧客、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会など、すべてのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行う中で、より公益的な活動を行うことを目的とし、2014年8月に設立。誰もが自由に移動できるモビリティ社会の実現に向け、幅広いプロジェクトを通じて世界中の移動課題の解決に取り組んでいる。

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