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[カーオーディオ ニューカマー]三菱 eKクロス by サウンドステーション アミューズ 後編…好きなアーティストの曲がクリアに

レスポンス / 2023年8月15日 14時0分

複数台のクルマを所有してきたクルマ好きである来山さん。移動用に買った三菱eKワゴン』が気に入って本格的なオーディオインストールを実践。広島県のサウンドステーション アミューズで満足度の高いスピーカー&DSPアンプの取り付けを実施した。


◆エージングが進むとサウンド一気に変化
狙い通りの高音質化を聴く醍醐味を味わう


数多くのクルマを乗り継ぎ、所有してきた来山さんだったが、最近手に入れたeKクロスを気に入って“長く乗ることなる”と感じていた。そこで車内の快適性アップを狙って本格的なオーディオインストールを開始することにした。


これまでもDSPアンプを使ったシステムアップは実施していたもののスピーカーは純正の場合が多かったが、今回はスピーカー交換を含めた総合的なサウンド向上のシステムの導入を実施する。しかし前編でお伝えした通りスピーカーを取り付けた直後は思ったほどの効果を得られず少しとまどうことになったようだ。


「スピーカー交換による高音質化にはかなり期待していただけに、取り付けた直後に聴いた音には少しもの足りなさを感じました。しかし、時間とともにその音が変わっていったんです。2カ月程度エージングが進んだ頃には、音が良くなって行くのが感じられて選んだシステムは間違いじゃ無かったことを確信しました」


インストール当初に感じていたもの足りなさは日々愛車に乗って音を聴いてくうちに徐々に払拭されている。少しずつエージングが進み本来のスピーカーの性能を発揮しはじめていたのだ。


「大きく変化した点は同じボリュームで聴いていても音の迫力がアップ、鳴りっぷりも良くなってきた点です。バーンと音の塊が自分の方に向かってくる感じになってきたんです。また低音の一体感も出てきて音全体のまとまりも良くなって行きました。するとオーディオがますます楽しくなってきたんです」


本来のスピーカーのサウンドを体験するとスピーカー交換の効果をよりリアルに感じ始めた来山さん。


「どんどんスピーカーの音が良くなって行ったので純正との違いをあらためて考えてみたんです。まずはクリアさが段違いに良いです。さらに低音の厚みもあって、深い低域でも歪むこと無く鳴らし切る感じ。さらに低音のキレの良さも体感できます。ド~ンと歪んだ余韻を残す低音では無くドンッと締まっているのも特徴です。そして純正スピーカーでは聴こえ無かった細かな音までが詳細に再生されてきたのも良いところです」


◆DSPアンプの調整で狙ったサウンドを作り出す
ボーカルがぐっと前に出てくる好みの音が完成


今回ekワゴンに組み込んだシステムはエージングで音が激変してきたモレルのヴィルタスナノカーボン62を中心に、DSPアンプにはマッチの5.4DSP Mk2を組み合わせる構成。これまでもDSPアンプ+純正スピーカーの組み合わせは何度も経験しているだけに、DSP調整による効果は体感済みだった。


「アミューズとも長い付き合いになっているので私の好きな音をショップのスタッフが知っていてくれるのでDSPの調整についてはお任せでした。若い頃はドンシャリ傾向の音が好きだったんですが、今ではしっとりとボーカルを聴くのが好きです。そんな方向性を理解してもらっているのででき上がった音にもしっかりと反映されていました。好きなボーカルが前に出て、定位もフォーカスもピタリと決まった心地良いサウンドに仕上がっていました」


さらにサブウーファーには前のクルマで使っていたソニックデザインのユニットを移設した。これまでもフロントスピーカーは純正を用いるがサブウーファーは追加するというシステムとしていたことから、サブウーファーの重要性はすでに経験済み。


「サブウーファーは以前から必要性を強く感じていました。それで今回も取り付けてもらうことにしたんです。元々低音を豊かに再生するのが好きなんですが、ミッドバスでは低域がもの足りなくなるのを知っていました。今回のインストールでもサブウーファーを追加すると音の厚みが断然良くなるので必須だと感じていました」


◆プロショップへ出入りするようになると
オーディオ仲間との深い関係性も生まれてきた


車内で普段から楽しんでいる曲は邦楽、洋楽と幅広い。中でも矢沢永吉やサザンオールスターズは長年定番で聴いているアーティストで、今も来山さんのヘビーローテーションになっている。


「いつも聴いている好きなアーティストの曲がクリアに心地良く聴こえるのがいちばんですね。他にもiPodにいろんな曲を収録してプレイリストを作って気分に合わせて楽しんでいます。かなり雑多な曲を聴くのでオールマイティに鳴らせる現在のシステムはすごく気に入っています」


そんな来山さんは、自分の愛車だけでは物足りず現在、奥さまのクルマにもオーディオのセットアップを開始している。こちらにもeKワゴンで実績のあるスピーカー交換+DSPアンプの設置を実施。夫婦でオーディオの楽しさを実感する毎日だという。


プロショップに行くようになるとオーディオ好きのユーザーとの交流も生まれ次なるシステムアップの刺激も受けている。


「アミューズに出入りしているとオーディオの仲間が増えてきてクルマを見せてもらったりシステムアップの話を聞いたりするようになりました。すると色々刺激を受けるんです。他のクルマを試聴すると本当に色々な音があるんだなーと感心します。またシステムやユニットの違いで音が変わるのもわかって楽しいですね。システムアップの中で現在、気になっているのがケーブルの変更やキャパシターの追加です。楽しみながらシステムアップも計画していきます」


一歩踏み込んでオーディオの世界を体験した来山さん、すっかりその魅力を体感する日々が続いている。これまでの以上の高音質を手に入れたのに加え、オーディオの知識、オーディオ仲間との交流なども同時に手に入れてカーライフをますます豊かなものにしている。


土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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