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ベントレー『ベンテイガ』に頂点「マリナー」…後席乗員に至極の移動空間を

レスポンス / 2023年8月24日 15時30分

ベントレー(Bentley)は8月18日、SUV『ベンテイガ』のロングホイールベースの最上位モデル、「ベンテイガEWBマリナー」を欧州で設定すると発表した。


◆オリーブタンレザーを自動車に初採用


ベンテイガEWBマリナーは、クラフトマンシップとラグジュアリーを融合させたベンテイガの最高峰モデルだ。外観は、ダブルダイヤモンドフロントグリル、22インチのマリナーホイール、ウイングベント、セルフレベリングホイールバッジを装備した。


インテリアには、オリーブタンレザーを自動車に初採用した。このレザーのなめし工程では、オリーブオイルの製造時に生成される有機副産物が使用されている。オリーブの圧搾工程で出た廃水から抽出された成分をなめし剤として活用しているため、このなめし剤には金属、ミネラル、アルデヒドなどの有害物質を含まない。なめし工程に必要な水の量は従来よりも少なく、再利用可能な化学物質の濃度は従来よりも高いという。


また、環境に配慮し、ピュアウールやリサイクルナイロンのカーペットを使用する。内装の3カラーコンビネーションは、マリナーが厳選した全8種類に加え、希望の3色を選択できるオプションも用意した。インテリアの3カラーコンビネーションは、トータルで約4000通りの組み合わせが可能だ。


◆「ベントレーダイヤモンドイルミネーション」を標準装備


「ベントレーダイヤモンドイルミネーション」が標準装備される。左右のフロントドアそれぞれに12個のLED、左右リアドアそれぞれに22個のLEDが配置され、ドアパネルのレザートリムに施されたパーフォレーションパターンから光がきらめく。


レザーに施された各ダイヤモンド形状の中に直径1mm未満のパーフォレーション(孔)が開けられている。ひとつひとつの孔は、ベントレーのインテリアデザイナーがデジタルで正確に配置したものだ。


レザートリムからきらめく光の明るさと色は、インフォテインメントシステムとタッチスクリーンリモートで調整できる。ダイヤモンドイルミネーションはムードライティングと連動し、室内全体で光の明るさと色が統一される。


◆後席乗員のための至れり尽くせりの快適装備


「ベントレーエアラインシート」スペシフィケーションが標準装備された。シートは22通りに調節可能なほか、世界初となるオートクライメートシステムと姿勢調整機能を備えている。


シートを「リラックス」モードにすると、約40度までリクライニングでき、それと同時に助手席がモーター駆動で前方に移動し、助手席後部から革張りのフットレストが展開する。「ビジネス」モードにするとシートがいっぱいまで起き上がる。


オートクライメートシステムは乗員の体温と表面湿度を検知し、ヒーターかベンチレーター、またはその両方を作動させ、乗員が快適と感じる温度を保つ。


姿勢調整機能の「ポスチュラルアジャスト」は、太ももと肩の部分に新たに設けたポケットと腰部に追加したマッサージポケットを使用して、シート形状を継続的に少しずつ変化させる。これにより、体にかかる圧力を分散し、血流の滞りや疲労の蓄積を防ぐ。ポスチュラルアジャストは、ねじれを利用した3次元の動きで圧力を分散する。独立した6つの圧力ゾーンがあり、177箇所の圧力を3時間単位で調整する。


◆最大出力550psのV8ツインターボ搭載


パワートレインは、4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを2個のターボで過給したユニットだ。最大出力550ps、最大トルク78.5kgmを引き出す。このエンジンに8速ATとAWDを組み合わせた。0~100km/h加速は4.6秒、最高速は290km/hに到達する。


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