中国 BYDが初のトップ10入り、トヨタは4年連続首位…2023年上期の世界新車販売
レスポンス / 2023年8月28日 8時45分
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。
2023年上期(1~6月)の世界新車販売台数で、中国の比亜迪(BYD)が、前年同期比96%増の125万台となり、独メルセデスベンツ(123万台)や独BMW(121万台)を追い抜いて、初めて世界トップ10入りしたという。
8月27日付けの日経が1面で「BYD、初のトップ10、中国勢、EVで台頭」などと取り上げていた。それによると、調査会社のマークラインズのデータや自動車各社の発表をベースに、世界の販売台数を集計したもので、首位の座は2位のVWグループを100万台以上の差をつけて、前年同期比5%増の541万台のトヨタ自動車グループが4年連続で堅守。
3位が現代自動車・起亜の韓国勢、4位が日産・ルノー・三菱の日仏連合など、上位9社は前年と同じ顔ぶれだったが、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の電動車でシェアを拡大するBYDが、前年の16位から、今回は10位に急浮上したという。
また、中国勢はBYD以外でも13位の浙江吉利控股集団や14位の長安汽車集団、17位の奇瑞汽車も前年同期比で2桁増となるなど躍進が目立つ。「中国では国内の新車販売台数が微増にとどまっていた一方、輸出が急拡大。業界団体によると、主要企業の自動車輸出台数は23年上期で前年同期比76%増の214万台だった」とも伝えている。
2023年8月28日付
●社説、日産・ルノー 円滑な連携でEV戦略加速を(読売・3面)
●挑む新トップ2023 いすゞ自動車・南真介社長、車台共通化柔軟に変革(読売・4面)
●内閣支持横ばい26%、保険証廃止「反対・延期」66%、本社世論調査(毎日・1面)
●東芝再建最後の賭け、迷走8年株式非公開に活路、TOB9月20日まで(産経・3面)
●くすぶるトリガー条項、ガソリン高騰抑制、税収減や混乱懸念、凍結解除は法改正必要(産経・5面)
●東京モノレール新車両亀裂、設計に問題補強改良へ(東京・23面)
●EV、ビル非常用電源に、パナソニック安価な融通システム(日経・7面)
●ビッグモーター立ち入り1カ月、整備業務に不正拡大も(日経・34面)
●「H2A」発射地点に、きょう打ち上げ、次世代機の失敗以来(日経・34面)
●車内に2時間半放置か、北九州、死亡の0歳児(日経・35面)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中国の自動車輸出、拡大続く中にも変化の予兆 EUの追加関税の打撃で上汽集団の輸出が減少
東洋経済オンライン / 2024年8月2日 19時0分
-
中国・中古車市場の残存価値、高いのはドイツ車と日本車、中国車が続く
Record China / 2024年8月2日 18時0分
-
2024年上期の輸入車販売7%減、EVは17%増で存在感じわり[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年7月12日 9時2分
-
波乱含みの中古車販売、上期は3年ぶりプラス、6月は2か月連続減[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年7月11日 8時15分
-
ホンダ、タイ工場を集約、エンジン車の生産能力を5割以下に[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年7月10日 8時54分
ランキング
-
1大暴落から一転…まさに“ジェットコースター” 過去最大の株価上昇 歴史的な乱高下に投資家は一喜一憂 株価を左右する米景気の動向は?【news23】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月7日 12時30分
-
2経営者目線 日銀利上げでも「長期円安トレンド」は変わらず ワタミ酷暑で「夏宴会」好調
zakzak by夕刊フジ / 2024年8月7日 6時30分
-
3取引直後急落の日経平均株価、終値は414円高の3万5089円…日銀副総裁発言後は買い優勢
読売新聞 / 2024年8月7日 15時20分
-
4日本の現場を殺した「3つの過剰」という根本問題 組織を強くする「本当に必要な管理」とは?
東洋経済オンライン / 2024年8月7日 12時0分
-
5「イライラして暑さ倍増する迷惑者」自分は利口だと勘違いする"職場のバカ"を黙らせる頭のいい人のやり方
プレジデントオンライン / 2024年8月7日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください