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『マツダ2』存続が確定!? 2024年フルモデルチェンジか、ロータリーエンジン搭載の可能性は

レスポンス / 2023年9月4日 8時0分

マツダ最小のコンパクトカー『マツダ2』が、いよいよ満を持してフルモデルチェンジを迎える。SUVモデルを中心に高級化、そしてラインアップの電動化をめざすマツダだけに、大衆車的役割のマツダ2はモデル廃止の噂も囁かれていた。しかし登場から約10年、モデル継続と大刷新に踏み切ったようだ。


スクープ情報をもとに、次期型マツダ2の姿を予想する。


◆「魂動」が進化!ロータリーエンジン搭載なるか!?


「デミオ」として現行モデルが登場したのが2014年。2019年の大幅改良の際に「マツダ2」としてリボーンし、今年1月にも改良がおこなわれたばかりだが、登場から10年、いよいよ大刷新だ。とはいえまだまだ確定情報が少なく、専用のプラットフォームを採用するのか、あるいは『MX-30』以上のクルマと同じスモールプラットフォームを小型化し採用するのか等、詳細は見えていない。ただ、マツダのデザイン哲学である「魂動」は新たな方向へ進むことになりそうだ。


「引き算の美学」を追求するマツダ車のデザインは、次期型マツダ2でさらに進化する。キャラクターラインは最小限に、面のシンプルさで勝負する路線は継承されるだろう。一方で、タイヤハウスの膨らみは強調され、よりロー&ワイドなスタイルになる。


キャラクターを象徴するフロントマスクは、『CX-60』など最新のマツダデザインを取り入れ、ヘッドライトはコンパクト&シャープに、グリルは薄くワイドな形状とすることでさりげない高級感を醸し出すだろう。主戦場となるであろう欧州でも存在感を発揮できるかに注目だ。


キャビン内では、最新の「ニュー・マツダコネクト・インフォテインメントシステム」を搭載するとみられる。


パワートレインは、1.5リットル直列3気筒ガソリン+マイルドハイブリッドの「SKYACTIV-G 1.5」、およびディーゼルの「SKYACTIV-D 1.5」をラインナップするほか、1.5リットル直列3気筒「SKYACTIV-X 1.5」が導入される可能性があるという。ガソリンエンジンで圧縮着火を制御する技術を採用し鳴り物入りで登場したものの販売的に成功したとはいえないSKYACTIV-Xだが、再起となるか。


そして目玉はロータリーエンジンの搭載だ。「MX-30 ロータリーEV」に搭載される、830ccのロータリーエンジン(8C型)を発電機として使用するプラグインハイブリッドシステムを採用し、環境性能とパフォーマンスを両立する。実現すれば、商品力の強化にも期待できるだろう。


マツダ2次期型のワールドプレミアは、2024年秋以降と予想される。詳細な情報が入手でき次第、引き続きお伝えしていこう。

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