アウディ SQ8 改良新型は507馬力のV8ツインターボ搭載

アウディは9月5日、最上位SUVクーペの『Q8』の高性能モデル、「SQ8」（Audi SQ8）の改良新型を欧州で発表した。

SQ8の改良新型では、フロントバンパーのスポイラー、アンダーガード、リアのディフューザーを一新した。シングルフレームグリルには、縦型のL字型インレイを配した。フロントバンパー左右のエアインテークには、ハニカムグリルが採用されている。

ドアミラーカバー、フロントグリル周り、サイドエアインテーク周りには、スポーティなアルミ仕上げとした。サイドスカートのインレイにも、同じカラースキームが採用されている。

パワートレインには、「4.0TFSI」を搭載する。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力507ps、最大トルク78.5kgmを発生する。2つのツインスクロールターボチャージャーは、Vバンクに配置された。このレイアウトにより、低回転域においても、優れたレスポンスを実現。排気システムには、2つのモード制御アクチュエータが装備されており、エンジン音が変化する。

トランスミッションは8速ティプトロニックで、駆動方式は4WDのクワトロ。0～100km/h加速は4.1秒、最高速は250km/h（リミッター作動）のパフォーマンスを可能にしている。