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メルセデスベンツ『Eクラスワゴン』新型、荷室容量が拡大

レスポンス / 2023年9月8日 12時45分

メルセデスベンツは9月5日、ミドルクラスワゴン『Eクラス・ステーションワゴン』(Mercedes-Benz E-Class Station Wagon)の新型の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でベース価格は、6万4498ユーロ(約1020万円)と発表されている。


◆荷室容量は615リットルでシートを折り畳めば最大1830リットルに


新型は、ダイナミックなリアデザインによって、スポーティさを高めた。従来モデルに比べて、ルーフラインをよりダイナミックにデザインしたという。傾斜したリアウィンドウと相まって、先進的なエクステリアを追求している。


新型は、従来モデルに対して、全幅が28mm拡大された。これにより、後席の乗員の居住性を引き上げた。後席のエルボールームは1519mmに拡大。ホイールベースは22mm延びて2961mmとした。


その結果、後席のニールームとレッグルームを増やした。荷室容量は615リットル。シートを折り畳めば、最大1830リットルに。従来型の1820リットルから拡大する。


◆高性能なLEDヘッドライトを標準装備


フロントグリルとヘッドランプの間には、ブラックパネルをあしらう。このハイグロスブラックのインサートは、メルセデス「EQ」のEVを彷彿とさせるものだという。「アバンギャルド」仕様となっており、フロントグリル中央に、大型のスリー・ポインテッド・スターを配した。


新型は、高性能なLEDヘッドライトを標準装備した。オプションの「DIGITAL LIGHT」はプロジェクション機能なしと機能付きが用意されている。すべてのヘッドライトが、昼夜を問わず特徴的なデザインを備える。デイタイムランニングライトは、眉毛のような形をしている。


リアには、2分割デザインのLEDテールライトを装備した。両方のライトユニットにある星のモチーフは、昼と夜で特別なデザインに。オプションで、乗員を歓迎したり、見送ったりするためのライトショーが選べる。2つのテールライトは、中央のガーニッシュでつながる。リアゲートのガラスの下にはクロームトリムバーをあしらった。これにより、リアエンドの幅が強調されている。


◆ダッシュボード全面がディスプレイの「MBUXスーパースクリーン」


新型のインテリアのハイライトのひとつが、「MBUXスーパースクリーン」だ。助手席用スクリーンをオプションで装備した場合、MBUXスーパースクリーンの大きなガラスディスプレイが、ダッシュボード全面を覆う形になる。


新型では、ドライバー正面のデジタルディスプレイを、2つの表示スタイル(クラシックとスポーティ)と3つのモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス)によって、カスタマイズできる。「クラシック」スタイルでは、2つのダイヤル式メーターが配置され、車両関連の情報を含むさまざまなコンテンツが、2つのメーターの間に表示される。


「スポーティ」スタイルでは、ダイナミックにデザインされたレブカウンターがドライバー正面のデジタルディスプレイ中央に大きく配置され、アンビエント照明を含めて、室内の照明はレッドカラーで統一される。このアンビエント照明は、グリーンなど7種類のカラーテーマから選択することができる。

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