『第8回 ハイエンドカーオーディオコンテスト』に、強者が全国から大集結!! 注目車リポート Part 2
レスポンス / 2023年9月28日 11時0分
9月16日、17日の2日にわたり「つま恋リゾート彩の郷(静岡県掛川市)」にて開催された『第8回ハイエンドカーオーディオコンテスト』リポートの「Part 2」をお贈りする。
今回も、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした6台を取り上げ、各車に積まれた機材の顔ぶれとサウンドインプレッションとをお伝えしていく。
◆トヨタ プリウス(オーナー/宮本弘康さん)by サウンドウェーブ
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宮本さんはトヨタ『プリウス』でエントリーした。当車に搭載されている機材の陣容は以下のとおり。ソースユニットとしてソニーのデジタルミュージックプレーヤーDMP-Z1を使い、プロセッサーにはETN-1を採用している。パワーアンプはオーディオウェーブのアスパイアプロV2を計4台投入。そしてフロント3ウェイ+サブウーファーはZRスピーカーラボの旗艦シリーズ、エクストラヴァガンスで統一している。
サウンドチューニングにおいては、「明瞭でスケール感ある音作り」を目指したとのことだ。ボーカル曲ではしっとりとした声質の表現等に、オーケストラ曲では各楽器の音の粒立ち等に留意したという。聴いてみると、サウンドステージが広大。そしてリアル感が高い。また楽曲の世界に引き込む力も強かった。
◆アウディ A4アバント(ショップデモカー)by パラダ
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1936605.jpg)
パラダはアウディ『A4アバント』でデモカークラスに参戦した。ちなみに当車のシステムは当イベントの直前に完成したとのこと。音はもちろんルックスにもこだわり、ライトアップテクニックもふんだんに注入されている。使用機材のラインナップは次のとおり。
ゴールドホルンのデジタルプレーヤーをソースユニットとして使用し、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPを選定。パワーアンプにもブラックスのグラフィックシリーズのモデルが、フロントスピーカーにはイートンとディナウディオのモデルが、サブウーファーにはブラックスのモデルが選ばれている。その音は整っていて正確。サウンドステージも立体的で奥行きが深く幅が広い。質感の良さにも特長が出ていて、余韻の美しさにも好感が持てた。
◆アルファロメオ ジュリエッタ(オーナー/折田和之さん)by アンティフォン
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1936612.jpg)
折田さんは、10年前から手をかけているというこのアルファロメオ『ジュリエッタ』で登場した。現在のシステムが完成したのは4年前。そのときに、ツイーターとスコーカーを鳴らすパワーアンプが換装されている。使用機材の陣容は次のとおり。
ソースユニットにはソニーのDMP-Z1をチョイスし、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPをセレクトしている。パワーアンプにはブラックスとザプコのモデルを採用し、フロントスピーカーはディナウディオ、サブウーファーはカロッツェリアだ。チューニングにより「スタジオ録音とホール録音との音場感の違いを描き分けられた」とのこと。試聴してみると、密度感が高く濃厚。それでいて1音1音の粒立ちが良く繊細。低域のエネルギー感の高さにも特長が現れていた。
◆ホンダ CR-V(オーナー/浜田尚紀さん)by レジェーラ
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1936619.jpg)
浜田さんはホンダ『CR-V』でエントリーした。なお当車にシステムを積み始めたのは2年前、完成したのは去年の暮れとのことだ。使用機材は以下のとおり。ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP PRO MK3を選択。パワーアンプはフロントスピーカー用としてクワトロリゴのモデルを2台使い、サブウーファーはモレルのモデルでドライブしている。フロントスピーカーはマイクロプレシジョンの7シリーズ、サブウーファーはフラックスの30cmモデルだ。
試聴してみるとまず、音色の良さに惹かれた。伸びやかでかつ余韻が美しい。サウンドステージの立体感も上々。電源強化が効いているからだろう、低音には芯がありハリもある。心地良くリズムが刻まれていた。
◆VW ゴルフ4(オーナー/庵原誠一郎さん)by カーオーディオクラブ
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1936626.jpg)
サウンドチューニングを自ら行っているという庵原さんは、VW『ゴルフ4』で参戦した。ちなみに庵原さんは、ダイヤトーンサウンドナビをシステムの核とすることとフロント2ウェイに強いこだわりを持つ。明確なテーマを持ってカーオーディオ道を邁進している。使用機材の陣容は次のとおり。
ソースユニット兼プロセッサーとしてダイヤトーンサウンドナビを使い、パワーアンプにはモスコニの小型モデルをチョイス。フロントスピーカーは換装したばかりのクワトロリゴの旗艦機。サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSをセレクトしている。試聴してみると、音色の豊潤さがまずは好印象。そしてサウンドステージがリアル。各楽器の定位感も至って良好。濃密で生命力の高いサウンドを楽しめた。
◆トヨタ カローラスポーツ(オーナー/大西宏昌さん)by ウェイブトゥポート
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1936633.jpg)
大西さんは、トヨタ『カローラスポーツ』でエントリーした。なお大西さんが当車にシステムを積み始めたのは1年前、現在の形は当イベントの1週間前に完成したという。スピーカーの3ウェイ化とソースユニットの変更が実行された。使用機材の顔ぶれは以下のとおり。
ソースユニットとしてゴールドホルンのプレーヤーを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAを採用している。パワーアンプはフロントスピーカー用としてクワトロリゴのA級モデル×2台、AB級モデル×1台をチョイス、サブウーファーはアークオーディオのモデルでドライブしている。そのサウンドは余韻と響きが美しく、しかし1音1音の輪郭はシャープで粒立ちが良好。音場の立体感の表現も上々。低音のドライブ感も高く快活にリズムを刻んでいた。
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