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ポルシェ『マカンEV』最終デザインはこれだ!正式発表間近か

レスポンス / 2023年10月3日 20時30分

2023年内にもデビューすることが予想される、ポルシェの新型EV『マカンEV』。これまでも度々プロトタイプ車両をスクープしてきたが、いよいよデザインも固まってきたようだ。最新のデザイン言語を取り入れ、大きく生まれ変わるマカンEVの姿を予想する。


◆最終デザインを大予想!


マカンEVは、同じVWグループのアウディ『Q6 e-tron』と「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック・プラットフォーム)を共有し誕生する。100kWhのバッテリーを搭載(使用可能容量は96~98kWh)し、270kW以上の急速充電に対応することが濃厚だ。


最も強力なバージョンでは、デュアルモーターにより最高出力は603ps、最大トルクは1000Nmを発揮するとみられる。48:52の重量配分、800V対応、リアの電子ロックディファレンシャル、全輪駆動、後輪ステアリング、および最大22インチのホイールの採用など、ポルシェらしいパフォーマンスEVとなる。エントリーモデルとして、シングルモーターによる後輪駆動モデルも登場が予想されている。


そんなマカンEV、最新のプロトタイプから最終デザインが見えてきた。海外自動車メディア「KOLESA RU」の協力のもと、予想CGを作成した。


最新のスクープからは、大きく変わるフロントマスクが確認できた。EVサルーン『タイカン』の系譜を思わせるシャープな表情で、ヘッドライトが二段式のスプリットヘッドライトになっているのが特徴だ。また下部バンパーディフューザーまで伸びる形状の台形バンパーや、バンパーの隅にあるコーナリング機能があると思われる追加のライトなど、プロトタイプで見られた装備をブラッシュアップした。


ドア下部にみられる彫りが深いキャラクターラインや、スポーティーなサイドミラー、滑らかにカーブを描くCピラーのデザインは最終デザインとみていいだろう。テールライトを繋ぐスリムなLEDライトバーが配置されることも間違いない。また排気口のないシンプルなバンパーリアバンパーはEVらしさを主張する。


マカンEVの登場は年内が濃厚だが、一足飛びにEV化されるわけではなく、ICE(内燃機関)モデルも当面併売される計画だという。

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