トヨタ クラウン、インテリアを小規模改良
レスポンス / 2023年10月14日 16時0分
トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は10月12日、『クラウン』(日本名:『クラウン・クロスオーバー』に相当)の2024年モデルを発表した。
◆ソフトタッチ素材とスチール色のアクセントを新採用
米国市場では久々の復活となったクラウンは2023年前半、現地で発売されたばかりだ。2024年モデルでは、小規模な改良が施されている。
2024年モデルには、「XLE」、「リミテッド」、「プラチナ」の3グレードが用意される。全グレードのインテリアに、ソフトタッチな素材を採用した。また、暖かみのあるスチール色のアクセントが追加されている。
2024年モデルのクラウンの米国ベース価格は、XLEグレードが4万0050ドル(約600万円)だ。リミテッドは4万5650ドル(約685万円)、プラチナは5万3070ドル(約795万円)と発表されている。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1943051.jpg)
◆2.4リットルターボの「HYBRID MAX」は340hp
米国向けのクラウンも、日本向けのクラウン・クロスオーバー同様、ハイブリッドのみとなる。「HYBRID MAX」(日本では「デュアルブーストハイブリッド」)と命名されたシステムをプラチナグレードに搭載する。
2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンにフロントアクスル1基、リアアクスル1基の合計2基のモーターを組み合わせ、「E-Four Advanced」システムによって、4輪を駆動する。トランスミッションは6速AT「ダイレクトシフト」。米国仕様の場合、ハイブリッドシステム全体で340hpのパワーと55.3kgmのトルクを獲得している。
2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、低回転から力強いトルクを生み出すのが特長だ。高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレインの「eAxle」に、新開発のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを組み合わせた。このハイブリッドシステムは、ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを追求している。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1943061.jpg)
◆自然吸気の2.5リットルのハイブリッドも設定
XLEとリミテッドグレードには、2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンを基本にしたハイブリッドシステムを搭載する。「THSII」のモーター2基、リアアクスルのモーター1基の合計3基のモーターを組み合わせ、「E-Four」によって、4輪を駆動する。
高効率ハイブリッドシステムには、新開発のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを採用する。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を追求し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させた、と自負する。
トランスミッションは「eCVT」。走行モードは、ノーマル、エコ、スポーツ、EVの4種類が選択できる。スポーツモードでは、スロットルレスポンスがより鋭い方向に変化する。エコモードは、より燃費を重視した走行モードに。EVモードでは低速で短距離、EV走行を可能にしている。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1943064.jpg)
◆北米で開発された12.3インチのマルチメディアシステム
米国向けのクラウンには、北米で開発された新世代オーディオマルチメディアシステムを標準装備する。12.3インチのタッチスクリーンを備えたこのシステムは、ユーザーエクスペリエンスの向上と、「Over-the-Air(OTA)」によるアップデートを可能にするなど、便利な機能を備えている。ユーザーは、タッチと音声を通じて、新しいシステムを操作できる。
Drive Connectを通じて利用できるクラウドベースのネイティブナビゲーションシステムでは、マッピングとPOIのリアルタイムの無線更新を可能にした。「Google POI」データが組み込まれており、最新の検索機能が使えるという
また、「Drive Connect」の「Intelligent Assistant」を利用すると、「ハイ、トヨタ」と呼びかけてシステムを起動できる。ルートの検索、「POI(Points of Interest)」の検索、オーディオコントロールの調整、空調温度の変更などが、音声による指示で行える、としている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「ダークなゴルフR」は最高速270km/h、ドリフトモードも搭載する新時代のスーパーハッチ
レスポンス / 2024年7月9日 11時30分
-
トヨタ『GRスープラ』、米国で4気筒エンジン廃止…2025年型は今秋発売へ
レスポンス / 2024年7月2日 17時0分
-
VW ゴルフR 改良新型に「ブラックエディション」を設定…Rパフォーマンスパッケージ 標準装備
レスポンス / 2024年6月29日 18時0分
-
『ゴルフR』改良新型は最高速270km/h、世界最速の量産VW車に…発表
レスポンス / 2024年6月27日 12時15分
-
1800馬力の電動ハイパーカー、ブガッティ『トゥールビヨン』発表…ヴェイロン 後継車は2026年発売
レスポンス / 2024年6月25日 9時30分
ランキング
-
1泥酔して道端で寝ていると…介抱してくれた“女性”のまさかの正体。一ヶ月後に再会し、「思わず絶句した」
日刊SPA! / 2024年7月23日 8時52分
-
2「新しいiPhone」を少しでもおトクに入手する技 円安ドル高で、毎年のように値上がりしている
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 11時0分
-
3天才物理学者アインシュタインの脳に見られる特徴とは?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 9時26分
-
4腰痛に悩む女性が今すぐに取り入れるべき「3つの習慣」…“ぎっくり腰のリスク”も軽減
女子SPA! / 2024年7月22日 17時42分
-
5「ハイオクとレギュラー」は何が違う? ハイオクが「高い」のはなぜ? “ハイオク指定車”にレギュラーを入れたらどうなる?
くるまのニュース / 2024年7月22日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)