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サソリの毒は刺激的…アバルト復活から16年、進化の足跡【懐かしのカーカタログ】

レスポンス / 2023年10月15日 17時0分

ブランドとしてのアバルトが復活したのが2007年。その後2009年になると日本市場での展開が始まり、その第一段となったのが当時のフィアット『グランデプント』および『500』をベースにアバルトの名を冠して仕立てたハイパフォーマンスカーだった。


『アバルト グランデプント』は、199A8型・1.4リットルのDOHC 16バルブ・ターボエンジンを搭載。最高出力155ps/5500rpm、最大トルク20.5kgmの性能を発揮。SPORT BOOST機能を働かせると23.5kgmにトルクアップを果たした。


さらに「アバルト グランデプント esseesse(エッセエッセ)」では専用のBMC製ハイパフォーマンスエアクリーナー、フューエル縁ジェクター、エンジンECU、Garrett製GT1446型ターボチャージャーを装備し最高出力180ps/5750rpm、最大トルク27.5kgm/2750rpmへと大幅に性能アップ。クローム仕上げのデュアルエキゾーストパイプも専用品だ。


さらにハイパフォーマンス仕様のコイルスプリング&サスペンション、専用ホワイト仕上げアロイホイール(7.5J×18)+215/40R18タイヤを装着。ブレーキには、フロントにハイパフォーマンスブレーキパッドとドリルドベンチレーテッドディスク、リヤにドリルドディスクが奢られた。


また2010年10月には、ベース車だった当時のグランデプントが「プントエヴォ」に進化したのに合わせて「アバルト プントエヴォ」に進化。エンジンは同じ排気量ながら型式が955A8型となり、163ps/25.5kgmに性能が高められた。アバルト初のスタート&ストップ(アイドリングストップ)の採用も見逃せない。


一方で『アバルト500』の最初のモデルは、当初のアバルトグランデプントと同排気量の1.4リットルのDOHC 16バルブのインタークーラーターボエンジンを搭載(型式は312A1型)。最高出力135ps/5500rpm、最大トルク18.4kgm/3000rpm(スポーツスイッチ使用時は21.0kgm)を発揮。最高速度205km/h、0-100km/h加速7.9秒(欧州仕様メーカー計測値)をマークした。またより性能を高めるesseesseキットも販売。左ハンドルも設定された。


さらに2010年10月には電動ソフトトップ仕様の『アバルト500C』も設定。このモデルにはATモード付き5速シーケンシャルトランスミッションが組み合わせられた。

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