1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

インフィニティのSUV『QX50』、可変圧縮比「VCターボ」搭載

レスポンス / 2023年10月20日 17時0分

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは10月18日、SUV『QX50』(Infiniti QX50)の2024年モデルを米国で発表した。現地ベース価格は、4万0850ドル(約610万円)だ。


◆グロスブラックがアクセントの「スポーツ」グレードを設定


従来型インフィニティQX50は、日本では日産『スカイラインクロスオーバー』として、販売されていた。現行型は2017年秋、ロサンゼルスモーターショー2017でワールドプレミアされた。


2024年モデルには、「スポーツ」グレードを設定する。専用のフロントグリルをはじめ、グロスブラックのエクステリアトリムフィニッシャー、20インチのダーク塗装&マシン仕上げのアルミホイール、セミアニリンレザーシート、Bose製12スピーカー プレミアムオーディオなどを装備している。


2024年モデルの全車に、「インフィニティ・プレミアム・ケア」を付帯する。このメンテナンスプログラムでは、最大3年間の点検、オイル交換、タイヤローテーションなどを無償で行う。


◆最大出力268hpを発生する 2.0リットル直列4気筒ターボエンジン


2024年モデルには、「VCターボ」エンジンを搭載する。VCターボは、世界初の量産型可変圧縮比エンジンで、最大の特長は走行状態によって、圧縮比を8から14の間で可変させる技術を採用した点にある。インフィニティは新世代の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに、このVCターボ技術を導入した。


VCターボ付きの2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力268hp、最大トルク38.7kgmを発生する。インフィニティによると、高出力と燃費を両立しながら、ノイズや振動も抑え、軽量コンパクト化も追求しているという。


シフトダウン時のレブマッチング機能とパドルシフトが付いたCVT「エクストロニック」を組み合わせる。オプションで、インテリジェントAWDシステムが選択できる。インテリジェントAWDは、駆動力の最大50%を後輪に振り向けることができ、天候を問わず、信頼性を追求している。


◆デュアルタッチスクリーンの「INFINITI InTouch」


2024年モデルには、Apple「CarPlay」を全グレードに装備した。後席の乗客向けに、タイプC のUSB充電ポート、後席ドアでも作動するインテリジェントキーエントリー、後席のドアハンドルのLEDウェルカムライト、自動防眩リアビューミラーなどが装備されている。


ワイヤレスのApple CarPlayを備えたデュアルタッチスクリーンの「INFINITI InTouch」インフォテインメントシステムは、上側が8インチ、下側が7インチ。Wi-Fiホットスポットは、最大7台のデバイスが接続できる。INFINITI InTouchサービスは、自動衝突通知と緊急通報サービスが利用できる。


◆「プロパイロットアシスト」を全車に標準装備


2024年モデルでは、高速道路の単一車線において、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動で制御する自動運転技術の「プロパイロットアシスト」を、全グレードに標準装備した。プロパイロットアシストは渋滞走行や巡航走行において、ドライバーを支援する。


プロパイロットアシストを使用すると、ドライバーは車線の中央に留まり、ブレーキをかけたり、加速したりすることができる。これにより、長距離走行での疲労を軽減するという。


ドライバーをさらに支援するために、2024年モデルには死角警告、車線逸脱警告と車線逸脱防止、歩行者検出機能を備えた自動ブレーキ、予測前方衝突警告、後方自動ブレーキ、リアクロストラフィックアラートが、全グレードに標準装備されている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください