BMWモトラッドに第3の「M」、『M 1000 XR』発表…201馬力に強化
レスポンス / 2023年10月30日 11時0分
BMWの二輪部門のBMWモトラッド(BMW Motorrad)は10月26日、高性能バイク『M 1000 XR』を欧州で発表した。2023年6月、プロトタイプが公開されていたが、今回、正式な市販モデルが発表された。
M 1000 XRは、BMWモトラッドの第3の「M」モデルだ。現行の『S 1000 XR』、『S 1000 RR』、『M 1000 RR』をベースに、高い長距離走行性能とスーパースポーツのライディングダイナミクスを持ち、サーキットだけでなく公道でも使えるロングディスタンス・スポーツバイクを目指している。
直列4気筒ガソリンエンジンには、バルブのリフト量とタイミングを変化させるBMW の「シフトカム」テクノロジーを採用した。さらなる軽量化により、このセグメントで最高のパフォーマンスを追求する。このエンジンは、ベースとなったS 1000 RR用に対して、最大出力は31hp引き上げられ、201hp/12750rpmを獲得する。最大トルクは11.5kgm/11000rpmだ。4速、5速、6速のギアがS 1000 XRよりもショートレシオになった。これにより、後輪のトラクションや加速力が向上している。
エアロダイナミクスの面では、サーキットでのさらなるラップタイム短縮と高速走行時の安定性を実現するため、フロントサイドパネルにウィングレットを装着した。およそ100km/hから発生するダウンフォースによって、前輪の荷重が増加する。220km/h走行時には、約12kg増加するという。空車重量は燃料満タン状態で223kgとした。オプションで、「Mコンペティション・パッケージ」を用意する。
フロントエンドには、4重のウィングとしてデザインされた新しい M ウィングレットが装備された。パフォーマンス志向のエクステリアは、ブラックのボディにMカラーのライトブルー、ダークブルー、レッドを組み合わせたカラーコンセプトにも反映されている。
インストルメントクラスターには、M スタートアップアニメーションを採用した。赤色の速度域を拡大表示するのが特長だ。オプションとして、M GPSラップトリガーやM GPSデータロガーが選択できる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
BMW M2クーペ(G87)試乗記・評価 「サーキットで乗ってみたい!」クルマ好き女子が試乗!
CORISM / 2024年11月9日 19時8分
-
BMW、スーパーバイク優勝を讃え約896万円のド級マシンを限定発売
レスポンス / 2024年11月7日 9時0分
-
BMW、スーパーバイク『M 1000 RR/R』とハイパーネイキッド『S 1000 RR/R』が改良
レスポンス / 2024年11月5日 11時15分
-
新型「BMW 1」、48Vマイルドハイブリッドシステム搭載やMパフォーマンスモデルも
マイナビニュース / 2024年10月30日 17時36分
-
最高出力480PSの「BMW M2」、サーキットも走れるMハイパフォーマンスモデル
マイナビニュース / 2024年10月29日 22時12分
ランキング
-
1【加熱式湯たんぽ】電子レンジ対応なのに温めたら破裂→やけど どうして? 意外とやりがちなNG行為とは?
オトナンサー / 2024年11月25日 22時10分
-
2何歳の結婚が多い?結婚年齢ランキングの驚く実態 「晩婚化」という言葉を誤解していませんか
東洋経済オンライン / 2024年11月26日 9時40分
-
3究極に美味しい「たらこスパゲティ」の作り方。コツは1つだけ:11月に読みたい記事
女子SPA! / 2024年11月26日 8時44分
-
438歳“理想の彼氏”の正体が衝撃的すぎた…29歳女性が直面した悪夢
日刊SPA! / 2024年11月25日 15時52分
-
5「売る側からいったら『カモ』」老後への不安で投資する40代がお金で失敗するワケ<漫画>
女子SPA! / 2024年11月26日 8時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください