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生活に寄り添う新しい「形」のモビリティ「KAYOIBAKO」

レスポンス / 2023年11月3日 12時30分

トヨタ自動車は、11月5日まで開催中のジャパンモビリティショー2023に、“好きなときに・好きな場所で・好きなことができる”モビリティの未来を実現するコンセプトモデル『KAYOIBAKO(カヨイバコ)』を出展している。


展示ブースのテーマは「クルマの未来を変えていこう - Find Your Future」。コンセプトモデルのKAYOIBAKOは新しいモビリティのあり方を提案するコンパクトスペースBEV。ビジネスからプライベートまで、その多様なニーズにいかに答えるのか。会場ではショー形式で紹介される。


◆コンセプト=「通い箱』 適切なサイズと拡張性が生む汎用性


トヨタ「KAYOIBAKO」室内高 3,127mmでホイールベースは 2,800m。まさに箱型のスタイルだ。

KAYOIBAKOのコンセプトは、文字通り物流を支える「通い箱」だ。これは、ムダのないサイズ感や箱の中敷きを変えることで様々なニーズに対応する汎用性を意識したもの。モデルは、目的に応じてその役割を変える「超拡張性能」を備えたベース車両として様々なシチュエーションに対応し活躍する。ハードとソフトの両面で、役割に応じたカスタマイズ可能なモビリティだ。


◆ビジネス、地域、個人のニーズに寄り添うモビリティ


大容ラゲッジスペースにアクセスしやすいステップが装備されている。

KAYOIBAKOはビジネスシーンではどのような役割を果たすのだろうか。例えば、ラストワンマイルの物流課題には、小口輸送に適したカスタマイズで対応。スマートな物流の実現に貢献する。また、商品陳列棚を設けた移動販売車へのカスタマイズや、座席を増設して乗合バス化など、地域が抱える困りごとにもその拡張性を活かして変幻自在に対応する。


プライベートシーンでは、ユーザーの趣味嗜好に応じたカスタマイズによって、オンリーワンのモビリティに進化する。「こう使いたい」「こんなスタイルを送りたい」というそれぞれの想いを形にする。


さらに、例えば、車いすを利用するユーザーが乗り込みやすく、運転席にアクセスしやすい設計にするなど“移動の自由”の提供に貢献するのも、KAYOIBAKOの大きな役割である。


主要諸元
全長:3990mm×全幅:1790mm×全高:1855mm
室内長:3127mm×室内幅:1485mm×室内高:1437mm
ホイールベース:2800mm

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