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スカイラインやフェローなど、200台の旧車が集う…第15回クラシックカーミーティング in 山梨富士川

レスポンス / 2023年11月6日 18時0分

山梨県富士川町にある道の駅富士川で11月5日、「クラシックカーミーティングin山梨富士川」が行われ、約200台の名車・旧車が集った。今回で15回目の開催となる。主催は山梨旧車倶楽部(保坂昌志代表)。


年々参加車が増えてきた人気の旧車イベント。今回は周辺渋滞緩和と改造車などを排斥するため、これまで300台規模だったのを事前エントリー性の200台に抑えた。また参加規程もこれまでは1980年(昭和55年)までに生産された車両としていたが、今回からは1985年(昭和60年)までとし、より年代の若いネオクラシックの参加が可能となった。


もうひとつのポイントは「オリジナルな車両」ということで、しっかりと見ごたえのある個体がそろった。


旧車イベントで多く見かけるプリンス・日産『スカイライン』はここでも主流派。今回は特別展示として1966年のS54Bから2017年のR35GT-Rまで、歴代の10台が並んだ。一般参加のスカイラインも多く、あらゆる年式、グレードが見られた。


芝生会場の最前列に並んだのは、排気量が360cc時代を中心とした軽自動車。マツダ『R360クーペ』やスバル『360』、ホンダ『ライフ』などが勢ぞろいした。県内から参加したダイハツ『フェローMAX』(1972年)は、軽自動車カテゴリーでは初のハードトップ。これに40年以上乗っているというオーナーは「小さい軽は大きなクルマに隠れてしまいがちですが、ここは目立つところに配置されてありがたい」と喜んでいた。


数ある名車の中で異彩を放っていたのはサーブ『ソネット・V4』(1969年)。V型4気筒1500ccエンジンを搭載しFRPの軽量ボディを架装した、2座席のFFスポーツカーだ。生産年から3タイプあり、この個体はII型とのこと。飛行機屋らしい流線形が特徴で、オーナーによれば雨の高速時にはワイパーがいらないほど水が後方へ飛んでいくのだとか。日本に1台ともいわれる超貴重な個体であった。


オート3輪と発動機のコラボ展示があるのもこのイベントの特色。面白かったのは、「発動機カー」。1953年頃の岡山懸カナミツ電気工場製(当時)454cc発動機をホンダ『スーパーカブ』用4速の変速機と組み合わせ、4輪を配したフレームに載せたという自作車だ。オーナーいわく「敷地内で遊ぶ孫用に作りました(笑)」。県内から毎回このイベントに訪れているという家族連れは、この発動機カーに引かれたトレーラーにまたがり、9歳の男の子は「楽しい!」と嬉しそうだった。

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