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[システムの“最上流”に何を置く?]マニアックなアプローチで楽しむのもアリ!

レスポンス / 2023年11月9日 19時0分

運転中に音楽を聴いているドライバーは多いが、その音楽を何で再生するかが時代とともに変遷してきた。なお現在は、その選択肢がさまざまある。当特集ではその1つ1つについて、利点や楽しみ方のコツを解説してきた。今回はその最終回として、特殊な機器に焦点を当てる。


◆「家庭用デジタルメディアプレーヤー」も、使い勝手は上々。選択肢の1つとしてアリ!


最初に、「家庭用デジタルメディアプレーヤー」という選択肢について説明していこう。これは実は、ハイレゾ音源が世に出始めた頃にカーオーディオ愛好家の間で使われることが多々あった。当時はハイレゾ音源を再生可能な車載用アイテムが一部に限られていて、そんな中、車内に持ち込むことが比較的に容易な「家庭用デジタルメディアプレーヤー」が、ハイレゾ音源の再生機器として使われた。


なおこういった機種では曲目リスト等の表示を車載機のモニターに映し出せるので、その点で利便性は悪くない。昨今、ハイレゾ音源を車内で聴こうとする際に使われることの多いDAPでは、曲情報等はDAPの画面に映すこととなり操作もDAPのタッチパネル上にて行う。対して「家庭用デジタルメディアプレーヤー」は映像プレーヤーでもあるわけなので映像出力を持っている。ゆえに曲目等の表示も可能となるのだ。


しかしながら音質性能面ではハイグレードなDAPと比べてビハインドがあり、主流となるには至らなかった。とはいえ使い勝手は悪くないので、1つの選択肢としてはアリだ。


◆プレーヤー機能を持った「ハイエンドプロセッサー」もいくつか存在!


続いては、「ハイエンドプロセッサー」という選択肢について説明したい。昨今、「ハイエンドプロセッサー」の中には、プレーヤー機能も備えたモデルがいくつかある。例えば、パワーアンプブランドとしても古くから人気のある「ザプコ」から数年前に鳴り物入りで登場した「ハイエンドプロセッサー」には、プレーヤー機能も搭載されている。


また国産ハイエンドブランドの「エタニ電機」も、これまでの同社のノウハウを結集させた究極的な「ハイエンドプロセッサー」に、プレーヤー機能も搭載させている。さらにはここに来て話題を集めている中国を拠点とするカー用デジタル機器ブランド「ゴールドホルン」も、プレーヤー機能を持った「プロセッサー」をリリースしている。


なお使い勝手については各機でそれぞれ特徴があり慣れが必要な場合もあるようだが、車載用機器であるがゆえに車内での操作性については配慮がある程度行き届いている。車載専用機ではない機器と比べて操作面でのアドバンテージを発揮する。


◆プレーヤー機能も持つ「ハイエンドプロセッサー」には、優位点がある!?


なおこれらは、音質性能的にも優位点を持っている。それは、「ソースユニット」と「プロセッサー」がダイレクトに繫がること、だ。完成度の高いオーディオシステムを組もうと考えるとき、機器間での信号の伝達をいかにロスなく高品位に行えるかも鍵となり、機器間を繋ぐケーブルに何を使うかも悩みどころとなる。


その点プレーヤー機能も備えた「ハイエンドプロセッサー」では、音楽再生装置とチューニングメカとが最短で、そして良好なコンディションで機器内にて繋げられている。そこが最終的なサウンドクオリティにプラスに働く。「ハイエンドプロセッサー」がプレーヤーを持つことは、理に叶った仕様と言える。


ところで、ホームオーディオ用の超ハイエンドデジタルメディアプレーヤーが使われることも少なくない。具体的には、ウォークマンを擁するソニーからリリースされていたデジタルミュージックプレーヤー『DMP-Z1』という税込100万円を超える高級機も、強者が集うサウンドコンテスト会場でよく見かける。ここまでの高級機ともなると流石にその音質性能は相応に高くなる。上を見ればこのようなソースユニットも存在している。


何で音楽を再生するかの選択肢はさまざまある。音や操作性にこだわりながらこれに何を使うかを考えることもカーオーディオの楽しみの1つとなる。さまざまトライを♪

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