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スズキ『Vストローム』だらけの「Vストロームミーティング2023」がリアル開催、来場バイク数は倍増

レスポンス / 2023年11月20日 20時30分

11月12日、静岡県浜松市のスズキ本社で、スズキ二輪主催による「Vストロームミーティング2023」が開催された。リアルイベントとしては7回目、オンライン開催などを含めると9回目となった恒例のファンイベントだ。


◆駐輪スペースを埋め尽くす「Vストローム」


『Vストローム』はデュアルパーパスタイプ、すなわち、オフロードバイクより快適に舗装路を走行でき、オンロードバイクより未舗装路での性能に優れるジャンルのバイクで、車名はversatile(多様性)の頭文字であるVと、流れを意味するドイツ語のstromを組み合わせたもの。排気量や想定する走行シーンが細分化された8バリエーションを揃え、その走行性能や万能性、個性あふれるスタイリングで多くのライダーを魅了している。


当日はさまざまなタイプのVストロームが会場を訪れ、広大な駐輪スペースを埋め尽くした。来場バイク数は昨年の倍近い1257台、入場者数は1473人という大盛況ぶりだった。


また、会場内のメインステージ横には、今年発売された「Vストローム800」と「Vストローム250SX」、既存モデルの「Vストローム800DE」と「Vストローム250」を展示。実際に跨ることができるとあって、興味深げに感触を確かめるライダーや、子どもを座らせて記念撮影する親子連れなどが絶えずこの4台を取り囲んでいた。


◆スズキ社長が登場!新企画の発表も


オリジナルグッズの販売も、来場者の大きなお楽しみで、開場するやいなや30分後の開始を待つ長蛇の列が。さらに、コラボTシャツが早々に完売したユニクロをはじめ、協賛するパーツメーカーなどのブースも人気。ブリヂストンやダンロップをはじめ、キジマ、タナックス、デイトナ、南海部品といったバイク乗りにはおなじみの企業が勢揃いした。注目度が高かったのは、先日スズキとの業務提携を発表した電池関連企業のエリーパワー。展示・販売を行ったバイク用リチウムイオンバッテリーを手に取った来場者からは、その軽さに驚きの声が上がっていた。


グッズ販売もひと段落し、オープニングトークでゲストの紹介を終えると、ステージに上がったのはスズキの鈴木俊宏社長。「おかえりなさい!」の第一声で始まる開会宣言に続いて、オーナーによるリレー形式でのツーリングイベント「Vストローム旅するフラッグ」のゴールセレモニでは、東西日本を巡ってきた2枚のフラッグがアンカーから鈴木社長へ手渡された。


さらに、「旅するフラッグ」に代わり「Vストロームロケーションマップ」がスタートすることを発表。地元の観光スポットなどで撮影した愛車との写真を投稿する、すべてのVストロームオーナーを対象とした企画で、詳細はスズキのホームページやSNSで順次公開される予定だ。


◆Vストロームのエンジニアが語る開発秘話


その後、ステージでは、二輪ジャーナリストのノア・セレン氏の司会で2部構成のトークショーを開催。第1部の設計者トークショーには、Vストローム800の番匠哲也氏とVストローム250SXの鈴木一立氏、ふたりのチーフエンジニアが登壇した。番匠氏はスズキで37年間にわたって二輪車の設計に携わり、オン/オフともに多くの車両を世に送り出してきた人物。最近ではVストローム800/800DEのほか、『GSX8S』や『GSX8R』も手がけている。


Vストローム800は、既存のVストローム800DEよりもオンロード性能を重視したモデル。2軸一次バランサーを装備し、小型化と振動抑制を図った775cc並列2気筒を搭載し、フロント19インチ/リア17インチのチューブレスタイヤや強化されたフロントブレーキ、Vストローム800DEではオプションだった大型ウインドスクリーンを採用し、長距離ツーリングに適した仕様となっている。ホイールは新設計で、V字型断面スポークなどにより、同サイズの1050用より前後とも100g程度軽量化。車体も、サブフレームの省略などにより7~8kg削減しているという。また、ハンドルやステップの位置も見直し、オンロードでのベストなライディングポジションを追求した。


Vストローム250/250SXを担当した鈴木氏は元々エンジン設計エンジニアで、Vストローム250SXやオンロードモデルの『ジクサー』に搭載される249cc単気筒の開発も白紙から手がけてきた。このエンジンは油冷式で、既存の248cc並列2気筒より軽いことに加え、ウォーターポンプ駆動のためのパワーロスを排除。SXはスポーツクロスオーバーの略で、スポーツバイク的な性格も持たせた。これは主要市場の違いによるキャラクター付けから生まれたもので、Vストローム250が中国向けにロングツアラー色を重視したいっぽう、Vストローム250SXはインドで、日常使いからツーリング、悪路走行まで対応する万能性を追求した。鈴木氏によれば、2台のキャラクターは「250は旅人、250SXはアスリート」だという。


第2部には、76歳にして年間5万km以上走るという冒険家の賀曽利隆氏、ツーリングマップルの舛木慎太郎編集長と関東甲信越担当ライダーの中村聡一郎氏が登場。多くのライダーに支持されるラリーイベントのSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)2023に参加した3氏が、ゴールの石川県・千里浜からの帰路に思い立ったVストロームで成り行き旅を振り返った。悪天候でも止まらない、疲れ知らずの賀曽利氏に振り回されるハチャメチャなツーリングの様子を紹介するトークと映像に、会場は笑いに包まれた。


来年は10周年 更なる趣向に期待大


このほか、もっとも長い日程をかけた来場者を対象に『Vストロームロングツーリング賞』の表彰を実施。プレゼンターはVストロームオーナーでもあるレーサーの津田拓也氏で、3泊したという2名へ記念品が贈呈された。その後、協賛各社の提供などによる豪華賞品を賭けたじゃんけん大会は、大いに盛り上がりをみせた。


田中強・二輪事業本部長の閉会挨拶では、10周年を迎える来年のVストロームミーティングにも言及。「さらに趣向をこらし、記念すべき第10回大会にふさわしいイベントとして皆様をお迎えしたいと考えています」とのことなので、オーナーはもちろん、Vストロームに興味のあるユーザーも参加してみてはいかがだろうか。


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