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日本では教習所でしか乗れないバイク、ホンダ『CB125F』…2024年型を欧州発表

レスポンス / 2023年11月27日 16時0分

ホンダ(Honda)の欧州部門は、『CB125F』の2024年モデルを発表した。新しいマフラーとリアのグラブハンドル、2種類の新色を採用している。


CB125Fは、日本では一般向けに販売されていないバイクだ。ホンダは2015年、原付二種市場の活性化を目的に、小型限定普通二輪免許の教習車として、CB125Fを自動車教習所向けに発売した。CB125Fの教習車仕様は、欧州向けのCB125Fをベースに、国内の二輪教習に適した特殊装備を追加した自動車教習所専用モデルだ。転倒時の車両の破損や損傷を軽減させる大型のサイドバンパーを、フロントとリアの左右に装備。30km/hまたは40km/hの切り替え式の走行速度や、ブレーキの操作状況、エンジン停止状況などを教習指導員へ視覚的に伝える教習用の表示ランプを車体前後に装備した。


欧州では一般向けに販売されているCB125Fに、2024年モデルが登場した。2024年モデルには、新しいマフラーとリアのグラブハンドル、2種類の新色を採用した。エンジン、エキゾーストダウンパイプ、フォークロア、ホイールはブラックアウトされ、力強いラインと大胆なペイントワークが強調されている。45mm短くなったマフラーもブラックアウトされ、クロームヒートシールドで仕上げられた。ショックスプリングとスパークプラグのHTキャップには、鮮やかなレッドのディテールが施されている。新色として、インペリアルレッドメタリックとマットマーベルブルーメタリックが用意された。


CB125Fのライディングポジションは、アップライトでリラックスできるものだ。前方にセットされたフットペグとワイドなチューブラーハンドルバーが、最適なコントロール性とライダーの信頼感、そして全方位の視界をもたらす、と自負する。シート高は15mm高い790mmで、大人2人が快適に座れるスペースを確保した。パッセンジャー用のグラブレールを標準装備。2024年モデルでは、アルミ製となり高級感が増している。


空冷124ccの単気筒エンジンは、交通量の多い市街地での最適なパフォーマンスを維持しながら、高い信頼性を実現するように設計されている。最大出力は8kW/7500rpm、最大トルクは10.9Nm/6000rpm。 0~200m加速は12.4秒だ。燃費は66.7km/リットル。11リットルの燃料タンクで、700km以上の航続を可能にしている。

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