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メセナアワード2023…優秀賞に広島マツダ「おりづるタワー」のウォールアートなど[新聞ウォッチ]

レスポンス / 2023年11月29日 8時47分

企業や財団などが取り組む、芸術・文化振興に貢献した社会創造活動を表彰する「メセナアワード2023」の贈呈式が11月28日、東京・港区南青山のスパイラルホールで開かれた。


アワードの主催は、トヨタ自動車やパナソニックホールディングスなど約140社の企業・団体などで構成する、公益社団法人・企業メセナ協議会(二宮雅也会長)。今年8月に亡くなられた資生堂名誉会長の福原義春氏らが中心なって1991年に創設され、今年で33回目を迎えた。


今回の「メセナ大賞」はセガサミー文化芸術財団が受賞。きょうの朝日が報じているが、アーティストに作品創作の場を提供して、実験的なプログラムを企画し、社会に開かれたダンスハウスとして多くの人々の交流を生み、ダンス文化の発展と改革に向けて挑戦している取り組みが高く評価されたという。


また、優秀賞には、清水建設のシミズ・オープン・アカデミーに「ここから才能が育つで賞」。長谷工コーポレーションの奈良県明日香村における歴史・景観保全活動及び地域活性化に「明日香に明日が香るで賞」。広島マツダのおりづるタワーの「WALL ART PROJECT“2045 NINE HOPES”」に「『願い』をアートで描くで賞」など5社に贈られた。


このうち、贈呈式で広島マツダの松田哲也会長兼CEOは「おりづるタワーの壁に広島にゆかりのあるアーティスト9人が、原爆投下から100年の節目となる2045年へ向けて後世に残したい『願い』をこめて、高さ約4m、幅24mのウォールアートを制作。国内外から訪れる人々の願いと未来を考える唯一無二の場所を提供し、発信し続ける」などとあいさつした。


広島マツダは、創業90周年を迎えたが、1945年8月には、全社員と社屋が原爆の犠牲となりながらも、広島の復興の歩みとともに事業を展開。2016年には「復興と未来」をテーマに、明るい夢や希望を世界に発信することを願い、原爆ドームの隣接地に「おりづるタワー」をオープン。長引くコロナ禍で一時休館を余儀なくされたが、これまでの来場者が90万人を超えており、市内の観光スポットにもなっているという。


2023年11月29日付


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