【ホンダ オデッセイ 改良新型】スペック比較:結局ステップワゴンとどっちがいいの?
レスポンス / 2023年12月19日 11時30分
ホンダが12月8日に発売を開始した上級ミニバン『オデッセイ』。走りも楽しめるスポーティなミニバンとして人気を集めていた同車であったが、2021年に一度生産が終了。今回は新しくなって帰ってきたという形だ。
改良前モデルが販売終了してからというものの、ホンダの大型ミニバンは『ステップワゴン』の天下であった。実際、オデッセイの販売終了に合わせて行ったオデッセイの次に乗る車についてのアンケートでは、「ステップワゴン」の声が多く上がっていた。今回、オデッセイが再び選択肢に浮上したが、ユーザーにとって今のベストバイはどちらなのか? そんな両者を徹底比較したので、ぜひ参考にしていただきたい。
◆ボディサイズ比較
●オデッセイ改良新型
全長:4860mm
全幅:1820mm
全高:1695mm
ホイールベース:2900mm
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962444.jpg)
●ステップワゴン
全長:4800~4830mm
全幅:1750mm
全高:1840~1855mm
ホイールベース:2890mm
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962445.jpg)
当然といえば当然であるが、ボディのサイズはオデッセイが一回り大きい。しかしながら低床を売りにするオデッセイとは対照的に、背の高いステップワゴンは150mm高くなっている。ここはスタイリングに大きく影響するポイントだろう。
◆居住性比較
●オデッセイ改良新型
室内長:2915mm
室内幅:1560mm
室内高:1285mm
乗車定員:7名
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962474.jpg)
●ステップワゴン
室内長:2845mm
室内幅:1545mm
室内高:1410~1425mm
乗車定員:7、8名
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962475.jpg)
室内においても、全長全幅はオデッセイが一回り大きい結果となった。注目の全高はボディサイズが異なる分高くなっており、ステップワゴンのほうがかなり広く感じるだろう。
また、ステップワゴンであれば定員8名にも対応することが可能であり、これはオデッセイにない強みと言える。
◆エンジンスペック
●オデッセイ改良新型
型式:LFB11-H4
種類:直列4気筒+モーター
総排気量:1993cc
エンジン最高出力:107kW(145PS)/6200rpm
エンジン最大トルク:175Nm(17.8kgfm)/3500rpm
モーター最高出力:135kW(184PS)/5000-6000rpm
モーター最大トルク:315Nm(32.1kgfm)/0-2000rpm
タンク容量:55リットル
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962477.jpg)
●ステップワゴン(純ガソリン仕様)
型式:L15C
種類:直列4気筒VTECターボ
総排気量:1496cc
エンジン最高出力:110kW(150PS)/5500rpm
エンジン最大トルク:203Nm(20.7kgfm)/1600-5000rpm
タンク容量:52リットル
●ステップワゴン e:HEV
型式:LFA-H4
種類:直列4気筒+モーター
総排気量:1993cc
エンジン最高出力:107kW(145PS)/6200rpm
エンジン最大トルク:175Nm(17.8kgfm)/3500rpm
モーター最高出力:135kW(184PS)/5000-6000rpm
モーター最大トルク:315Nm(32.1kgfm)/0-2000rpm
タンク容量:52リットル
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962478.jpg)
搭載エンジンは、オデッセイとステップワゴン(純ガソリン仕様)で比較すると2リットルハイブリッドと1.5リットルターボのパッケージング。ステップワゴンはダウンサイジングターボである点から、エンジンの最大出力とトルクは有利なものの、ハイブリッドシステムと比べるとさすがにやや見劣り…
また、ステップワゴン e:HEVと比較すると、エンジン型式は異なるものの、公称の諸元では全く同様のスペックとなった。
◆燃費、駆動系比較
●オデッセイ改良新型
燃費(WLTC):19.6~19.9km/リットル
トレッド前/後:1560mm/1560mm
最小回転半径:5.4m
タイヤ前・後:21560R17 96H(EX、EXブラックエディション:225/50R18 95V)
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962451.jpg)
●ステップワゴン(純ガソリン仕様)
燃費(WLTC):13.1~13.9km/リットル
トレッド前/後:1485mm/1500mm
最小回転半径:5.4~5.7m
タイヤ前・後:205/60R16 96H(プレミアムライン(FF):205/55R17 95V)
●ステップワゴン e:HEV
燃費(WLTC):19.5~20.0km/リットル
トレッド前/後:1485mm/1500mm
最小回転半径:5.4~5.7m
タイヤ前・後:205/60R16 96H(プレミアムライン(FF):205/55R17 95V)
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1962452.jpg)
燃費は当然ハイブリッドモデルに軍配が上がった。ハイブリッドモデル同士では、互角と言って差し支えないだろう。
足回りについては、オデッセイはその車格を存分に生かし、ワイドなトレッドで走行中の安定感が期待できそうだ。一方、最小回転半径は2WDモデル同士では一緒であり、相対的にオデッセイが小回りの利くミニバンというイメージを持たせる。
◆車両価格
●オデッセイ改良新型
480万0400~516万4500円
●ステップワゴン(純ガソリン仕様)
305万3600~371万9100円
●ステップワゴン e:HEV
343万7500~391万2700円
車両価格はステップワゴンが圧勝した。ボディサイズやパワートレインを考えると、普段の使い勝手に関して言えばステップワゴンのほうがコストパフォーマンスが高いといえるだろう。一方のオデッセイは、スポーティなスタイリングや高級感など、車両の価値で差別化されている。
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