ヤマハ発動機、電動アシスト自転車のバッテリーサブスクを発表 欧州で2025年より
レスポンス / 2023年12月25日 11時15分
ヤマハ発動機は12月25日、欧州で小型電動車両用バッテリーをマネジメントする新会社「ENYRING GmbH」を設立し、電動アシスト自転車のバッテリーによるサブスクリプションサービスをおこなうと発表した。事業開始は2025年上期を予定。
主に電動アシスト自転車など低速領域の小型電動車両を対象とし、定額料金で利用できるバッテリーを貸し出す。市中の各所に設置したバッテリーステーションで気軽にバッテリーの交換ができ、充電の手間を省くことが可能。また、バッテリー料金をサブスクとすることで、高価な電動アシスト自転車本体の価格を下げることができ、ユーザーの負担を減らすことができる。
また、使用済みバッテリーは蓄電池として再利用した後、セルに分解してリサイクルし、新たなバッテリーとして再生する。
![](https://response.jp/imgs/zoom1/1965226.jpg)
ENYRING社はドイツ・ベルリンに本社を置く。欧州のサーキュラリティリーダー(資源循環型ビジネスをけん引する企業)とともにバッテリーをリユース・リサイクルすることで、使用済みの製品を資源として新たな製品をつくり、廃棄物を発生させない「クローズドループ」を構築。顧客の経済的・時間的負担だけでなく、環境への負荷も軽減し、持続可能な循環型社会を実現する。
ENYRING社はヤマハと戦略的パートナー企業との協業を想定しており、事業開始時にはドイツ、オランダでの事業展開を予定している。
ヤマハ発動機の日高祥博社長(“高”ははしごだか)は同事業について、「欧州の電動アシスト自転車市場は年間約500万台強、ヤマハだけでも多い時で50万台のeキットを販売している。いきなりこれをすべてサブスクに置き換えようとは考えていない」とし、まずはウーバーイーツなどで電動アシスト自転車やeバイクを日々利用しているユーザーが対象になると想定。利用者が増えていくことで、「同じバッテリーを使わせてくれという会社(電動アシスト自転車メーカー)も出てくるかもしれない。増えていけばリユース、リサイクルも回っていく。まずは、小さく生んで大きく育てていきたい」と語る。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
白川鉄工株式会社がシェアサイクル「HELLO CYCLING」に電動アシスト自転車200台を追加投入
PR TIMES / 2024年7月29日 12時45分
-
電動アシスト自転車の礎を築いたヤマハ「PAS」プロトタイプ開発秘話
バイクのニュース / 2024年7月22日 8時10分
-
道交法改正から1年…電動キックボードと車&歩行者との共存の現在地は 『LUUP』代表に聞く
ORICON NEWS / 2024年7月18日 9時10分
-
シェアサイクル「HELLO CYCLING」にホウトが参画、電動アシスト自転車200台投入
レスポンス / 2024年7月8日 6時45分
-
株式会社ホウトが「HELLO CYCLING」に事業参画し、電動アシスト自転車を200台投入
PR TIMES / 2024年7月5日 15時45分
ランキング
-
1毎月の電気代を「コンビニ」で支払っていたら友人に「もったいない」と言われました。「クレジットカード」で支払うとお得になるのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月29日 7時50分
-
2夏は「食中毒」に要注意 下痢が出たときに市販薬を服用してもOK? 症状&対処法を消化器病専門医に聞く
オトナンサー / 2024年7月30日 7時10分
-
3「何やその態度は!」スーパーの駐車場で怒鳴り合う老人…周囲もドン引きした“大ゲンカの原因”
日刊SPA! / 2024年7月30日 8時53分
-
4「再訪したい国」日本が世界首位 人気地域に人出集中する傾向
共同通信 / 2024年7月29日 16時51分
-
5日銀の利上げで今後の住宅ローン金利は上昇傾向へ、それでも「変動金利」が有利な理由
マイナビニュース / 2024年7月29日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)