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[Pro Shop インストール・レビュー]VW Tクロス(ショップデモカー)by BREEZE 後編…ポテンシャルを引き出す

レスポンス / 2024年1月6日 19時0分

奈良県のBREEZEがエントリーユーザーも含めた幅広い層に向けて作ったデモカーであるフォルクスワーゲン『Tクロス』。前編でお伝えした純正オーディオを使ってDSPアンプを組み込むシステムに加えて、後編の交換はスピーカー交換と取り付けについて見ていくこととした。


◆充実したホームページでスピーカーの目星を付け
最終的にはデモボードで試聴して確認するのが最良


ブリーズのショップデモカーであるTクロスにはクワトロリゴのテンポ65/テンポ10の2ウェイスピーカーが取り付けられているが、スピーカーセレクトはオーナーのニーズ次第で自由自在だ。


一度ブリーズのホームページをチェックしてみるとスピーカー交換プランとして幅広いユニットが紹介されているのがわかる。音の傾向が表記されていたり価格帯別で絞り込めるなど、ユーザーニーズに合わせたスピーカー選びができる設定になっている。初めてのスピーカー交換だというユーザーも、まずはホームページのナビゲートに従って、好みのスピーカーを絞り込むと良いだろう。


しかし、スピーカーは最終的に聴感で選ぶのが基本。実際に聴いて自分のフィーリングに合っているかどうかを確かめたいところ。その点でもブリーズには専用の試聴ルームが設置され、数多くの試聴スピーカーが用意されているので、気になるユニットを実際に聴いて、そのリアルなサウンドを確かめられるのも魅力。欲しかった音にぴったりのサウンドを見つければ、オーディオグレードアップの魅力は大幅にアップすることになるだろう。


◆選んだスピーカーのポテンシャルを引き出す
取り付け・デッドニングに徹底的にこだわる


スピーカーのセレクトに加えてもうひとつのポイントになるのが取り付け。カーオーディオのスピーカーは単体では無くクルマに取り付けてはじめて完成品となる。そのためバッフル、デッドニング、吸音処理など、取り付けの際のさまざまなテクニックが音の善し悪しを大きく左右してしまう。せっかく選んだスピーカーのポテンシャルをフルに発揮するために取り付けにも徹底してこだわりたい。


その点でも、ブリーズのホームページにはバッフルやデッドニングなどを詳細に説明したページが掲載されている。スピーカーの取り付けパーツであるバッフルはアルミ製をはじめとした、それぞれの特徴やメリットなどを紹介。自分が取り付けるならこの方法という、ある程度の方向性はホームページを見ることでも判断できるだろう。


さらにスピーカーを取り付けたドアまわりのデッドニング処理も詳しく説明されている。用いる部材や処理するカ所などで、傾向をそれぞれ説明しているので、ここでもニーズに合わせた必要十分なデッドニングを選ぶことができるだろう。さらにドア内張り側にはニードルフェルトを使った吸音処理なども紹介。防振、吸音、遮音などのそれぞれの役割分担などもわかりやすく説明されている。スピーカー交換を計画しているユーザーは、これらのページを参考にして、最終的には“どこまでやるのか”をブリーズに行って、詳しく打ち合わせすると良いだろう。満足のサウンドはこうして生まれる。


◆低域の充実や音の厚みを引き出すため
手軽なパワードサブウーファーを追加する


フロントスピーカーの交換メニューが基本となるのだが、帯域バランスを考えて、低域から高域までの再生音を整えるにはサブウーファーは欠かすことができないファクターでもある。デモカーにはブリーズのオススメユニットのひとつであるDLSのACW68が搭載されている。パワーアンプを内蔵したオールインワン型のパワードサブウーファーは、ボディもコンパクトで取り付けも手軽なためシステムに組み込むのも比較的ハードルが低い。“クリアで深みのある低音”が堪能できる同モデルをシステムに取り入れるとサウンドは一変する。


ホームページには、他にもブリーズがオススメするパワードサブウーファーが複数掲載されているので、フロントスピーカーと合わせてサブウーファーを投入するユーザーはもちろん、すでにフロントスピーカーを交換しているが低音や中低域の不足を感じているユーザーにも要チェックのシステムアップポイントになる。


このように、ショップのデモカーにはシステム構築や取り付けなどの面でさまざまなヒントが見えてくる。はじめてスピーカー交換をするユーザーであれば、どんなユニットを選べば良いのか、どんな取り付けが必要なのかなど、迷うことも多い。そんな時にはデモカーを参考にすると良いだろう。デモカーであればクルマに取り付けた状態のサウンドを実際に試聴もできるのも魅力。あらためてショップのデモカーに注目して、オーディオのシステムアップをプランしてみると、好みのサウンドへの近道になるだろう。


土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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