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[car audio newcomer]トヨタ カムリ(清水剛志さん)by custom & car Audio PARADA 前編…疑問を感じた

レスポンス / 2024年1月9日 11時0分

手に入れたトヨタ『カムリ』のオーディオの音に疑問を感じた清水さん。早速取りかかったのがオーディオのシステムアップ。プロショップである福井県のcustom & car Audio PARADAで、高音質化の相談をはじめ、DSPやスピーカー交換などを実践していくこととなる。


◆愛車のカムリのオーディオを高音質化したい
そんなシンプルな思いからシステムアップを開始


新しい愛車であるカムリを手に入れた清水さん。ほとんどの部分はお気に入りのクルマだったのだが、数少ない懸念がオーディオだった。


「カムリを知るユーザーの間でウワサになっていたんですが、オーディオの音があまり良くないと言うことなんです。それを聞いていたので、なんとか音を良くしたいと思っていたんです。それがオーディオのシステムアップをはじめるきっかけになりました」


「そこで、オーディオの取り付けをオーダーするショップ探しをはじめたんですが、どうせインストールするなら本格的な専門店であるプロショップでお願いしたいと思ったんです。そうしてたどり着いたのが福井県にあるパラダでした」


しかし、はじめてプロショップに行く際には少なからずハードルがあったという。


「専門店は敷居が高いし取っつきにくそうなイメージでした。それに費用が掛かってしまうことも懸念材料でした。しかし実際にショップに行ってみるとすごく親切に対応してもらって、予算もわかりやすく説明を受けて安心しました。想像していたのとは違って話しやすくて心地良く相談できたのが良かったです」


そんな清水さんがプロショップに行く前に自らシステムアップメニューとして考えたのはスピーカーの交換だった。まずは純正からスピーカー交換をするだけで大きく音質アップが狙えると思ったからだ。そんな入り口からショップでの高音質化の相談がはじまった。


◆純正ディスプレイオーディオを活用しつつ
高音質化を狙うためにDSPの導入をプラン


当初はスピーカー交換だけを考えていた清水さんだったが、パラダでスタッフとシステムアップの相談をして行く中で若干の方向修正することになる。それがDSPの導入だった。


「ショップで相談してる際に、いろいろなシステムアップのプランを紹介してももらったんですが、気になったのがDSPでした。純正のディスプレイオーディオには調整機能がほとんどありません。しかし操作性などの使い勝手を考えると純正のシステムは捨てがたいと思っていたんです。そこで純正のディスプレイオーディオは使いつつ、システムアップするにはDSPを追加するのが良いことを知りました」


このシステム提案が自分のニーズにピッタリとフィットすると感じた清水さんはすぐさまDSPをシステムに組み込むことを決意。ユニットにはヘリックスのDSP PRO MK3を選んでいる。加えてスピーカー群をドライブするパワーアンプにはザプコを組み合わせることで狙ったサウンドを引き出すこととした。


「DSPとパワーアンプを組み合わせるシステムで、音質や駆動力アップはもちろんですが、将来的なシステムアップも見据えた将来性も高めることができたと思っています」


こうして手軽に使える車内オーディオシステムをキープしつつ、充実のサウンドを発揮するシステムを構築することとなった。


◆オーナーが普段聴いている曲に合わせて
プロショップがオススメスピーカーを提案


一方、もともとの本命候補だったスピーカー交換ももちろん相談の中心のひとつとなった。こちらは清水さんが普段聴いている曲をリサーチしたショップ側から、いくつかのオススメのスピーカーユニットが候補として提案されることになった。


「アニソンや女性ボーカルを良く聴くという話をしたところ、パラダではいくつかのスピーカーを提案してもらったんです。その中で気になって最終的に選ぶことになったのがブラムでした」


オーナーの良く聴く曲を快適に再生できるスピーカーのひとつだったブラム。中でもオーナーは総合的に判断して2ウェイモデルのS165.80をチョイスすることにした。さらに低音を補うためのパワードサブウーファーもシステムに組み入れることをプラン。ミューディメンションのM10を選んで、スピーカーシステムが完成した。


「取り付けはライトでシンプルな感じでお願いしました。ドアもダッシュ上も純正位置にスピーカーを設置してもらうことにしました」


2ウェイはいずれも純正位置へのインナー取り付けとした今回のインストール、最初のオーディオ取り付けのハードルを下げて、まずは高音質化を体感することを優先した。


さらにDSPやパワーアンプの取り付けもラゲッジのフロア下にシンプルに設置することになった。こちらも、まずはサウンド重視でシステムを完成させることを第一目標としたものだった。


こうして完成したシステムは純正のディスプレイオーディオを音楽プレイヤーとして、DSP、パワーアンプを介した上で、フロント2ウェイ、パワードサブウーファーのスピーカーシステムをドライブするというもの。純正プレイヤーの使い勝手の良さと、DSPの調整機能、パワーアンプの駆動力を併せ持った充実のシステムとなった。


次回の後編では完成した愛車のインプレッション、さらには次なるシステムアップについての展望などを紹介していくこととしよう。


土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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